映像化が困難と言われた室生犀星の原作小説『蜜のあわれ』を二階堂ふみ×大杉漣主演で映画化
室生犀星は、大正期の詩壇を牽引、昭和期には「幼年時代」「あにいもうと」「杏っ子」などの名作小説を発表しつつも、随筆、童話、俳句と多岐のジャンルに渡って作品を発表した、近代文学史作家のひとり。そして、本作の監督には、『狂い咲サンダーロード』『爆裂都市 Burst City』『逆噴射家族』などジャンルを超越した強烈な世界観で熱狂的な支持を受け、『生きてるものはいないのか』『シャニダールの花』、『ソレダケ/that’s it』と精力的に作品を創りつづけている石井岳龍。撮影には、石井監督と数々の作品を共にし、近年では『悪人』『大鹿村騒動記』『許されざる者』などを担当する日本を代表する名カメラマンの笠松則通と20年ぶりにタッグが実現!室生犀星の地元である富山県・金沢市を中心にロケが行われ、キャストには、二階堂ふみ、大杉漣と、実力派俳優が集結。