【インタビュー】<SANCTUARY 2018>、DJ Dragonが語る去年、そして今年
7月8日(日)、お台場で行われる<SANCTUARY>は、日本人DJたちによる日本人のためのダンスミュージックフェスである。昨年BARKSでもレポートした通り、とにかく子供だらけという異例のフェスでもあり、ジャンルは、ずばりダンスミュージック=テクノもトランスもヒップホップもR&BもJポップも(今回はなんとレゲエも!)ありな、言葉通りのオールジャンルなイベントだ。昨年の<SANCTUARY>を振り返ってみても“実にピースなフェス”としか言いようがない、不思議なフェスでもある。目前に迫った<SANCTUARY>を前に、フェスを立ち上げた張本人、DJ Dragonに話を聞いた。
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■昨年弱かった部分は
■今年は改善してお届けできる
── 昨年初めて<SANCTUARY>が行われたわけですが、まずはなぜ昨年、成功したのか? またその上での反省点をお伺いしたいと思います。
Dragon 人が来た、と考えると成功かもしれませんけど(笑)……ほんとにいろいろな人の協力があったおかげだと思ってます。それに子供が無料で入場できるフェスは増えてきたましたが、まだまだ少ないという点。昨年の<SANCTUARY>は、子連れの方が想像以上に多かったですから。クラブ系のイベントごとはたくさん関わって来ましたけど、前回は子供や普段あまりクラブに来ないような人たち……そういうところに向けてアプローチかけたりアピールしたんです。それが響いたのが大きな要因だと思っています。あとは小室(哲哉)さんをはじめ、出演する人たちの“なんなのこれ感”は絶対にあったと思う(笑)。ありそうでなかった、誰もやらなかったこと、なんじゃないでしょうか。