屋敷 豪太(Gota)

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    屋敷 豪太(Gota)ゴータ

    この人の仕事を挙げていくと多くの日本人が驚くことだろう。「本国では無名だが海外ではビッグネーム」の典型である。
    本名、屋敷豪太。62 年、京都府綾部市生まれ。幼少時より地元の綾部太鼓を父親から仕込まれる。上京後の 82 年、ミュート・ビートの前身、ルード・フラワーにヴォーカリスト/ドラマーとして加入。ミュート・ビート、メロンでの活動の後、拠点をロンドンに移し、SOUL II SOUL の大ヒット曲 「Keep On Moving」を収録したアルバム 『Back To Life』全曲のリズムセクション/プログラミングのすべてを担当。このとき、和太鼓で培われたセンスが「グラウンド・ビート」となって世界を席巻することになった。その後、シェールやビョークなど多くのビッグアーティストの作品に参加しているが、特筆すべきはシンニード・オコナーの代表曲 「Nothing Compares 2 U」の演奏/アレンジを担当したことと、シンプリー・レッドの一員として活躍したことだろう。
    93 年には、キャロル・トンプソン、バーニー・ウォーレルなどが参加した GOTA The Heart Of Gold 名義で初のソロ作『Somethin'To Talk About』、96 年には男性ロックヴォーカリストを起用した『THE LOW DOG』を発表している。
    そして 96 年、奇跡の共演が復活。KODAMA & GOTA として、かつてのミュートの盟友、小玉和文とでアルバム『SOMETHING』を発表。ライヴではミュートのメンバーが集まりバックを務めた。GOTA はその後、The d.e.p にも参加。
    英国で。日本で。八面六臂の活躍とはこのようなことを言うのだろう。

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