「“仲良しこよし”がすべてじゃない」「なんで気づかないんだ」、KinKi Kidsの2人がデュオである苦しみを吐露
同番組では、光一、剛を別々にインタビュー。「2人のあるべき距離感とは」という質問を受けた光一は、「ファンのみなさんはとにかく、“仲良しこよし”してほしいみたいなところはあると思いますけど、決して自分としては“仲良しこよし”することが、ひとつのエンターテインメント、ひとつの作品を作る上で、すべてではないと思うので」と、ファンとの考えにズレがあることを指摘した。そして剛は、「あいつ(光一)がやりたいことをやればいいと思っているだけ。“遠くから見守る愛”だってあんねんっていうことに、なんで気づかへんのかなっていう、いらだちはずっとあるかな」と、周囲に対しての思いを強い言葉で表していた。
冒頭からKinKi Kidsがファンに向けてこの話をしたのには、根深い悩みがあるから。
KinKi Kidsはそれぞれが“ソロ”での仕事を持ち、大事にしている。そのため、ファンが一方のソロ活動を応援する「オンリー」と呼ばれるファンの中には、KinKi Kidsの関係や存在意義を疑う人も。そんな声が彼らにも聞こえているのか、『SONGS』の中で2人は、“デュオとしてのKinKi Kids”について、相手のことを思いやりながら深く言及している。