ザ・パロッツ

プロ／アマ問わず、ビートルズほどコピー・バンドを生みだしたグループは他にいないだろう。ここ日本でも、それは例外ではない。
01年『PLEASE PLEASE ME〜THE PARROTS at ABBEY ROAD〜』でデビューしたザ・パロッツ。90年に結成されて以来、六本木の『キャバーン・クラブ』にて腕を磨き、今では海外のビートルズ・コンベンションにおいてトリを務めるほどの人気者——その世界（どの世界？）では有名だ。実力もかなりのもので、曲展開から楽器の音、果てはジョンやポールの歌い方まで、非の打ち所のない完全コピーを聴かせる。