永井博セレクトによる“踊れる”フィリー・ソウル・コンピが4月にリリース RSDでは発売記念イベントも
大滝詠一『A LONG VACATION』やサザンオールスターズ『ジャズマン』、近年ではAAAやサニーデイ・サービス、AKLO×JAY’EDなどのジャケットを手がけるイラスト界の巨匠、永井博がセレクトした“踊れる”フィリー・ソウル・コンピレーション『Get down with the Philly Groove』が4月18日(水)にリリースされる。
「レコードを買うためにイラストの仕事をやってきた」と語るほどのレコード・コレクターでもあり、70歳の現在でも引っ張りダコのDJとしても知られている永井博。そんな彼が最も愛する音楽こそが、このフィリー・ソウル。Harold Melvin & the Blue Notes(ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ)、Teddy Pendergrass(テディ・ペンダーグラス)、The O’Jays(オージェイズ)、MFSB、The Three Degrees(ザ・スリー・ディグリーズ)など、米・東海岸のフィラデルフィアから全世界に向けて発信されたソウル・ミュージックは、個性的な黒人シンガーたちの歌声とそれまでのソウル・ミュージックにはない弦楽器を多用した洗練された演奏が相俟り、70年代に「フィリー・ソウル」と呼ばれ大ブームを巻き起こした。