sg WANNA BE+

キム・ヨンジュ（1984年9月12日生まれ／リーダー）、イ・ソクフン（1984年2月21日生まれ）、キム・ジノ（1986年5月21日生まれ）からなる韓国の３人組ヴォーカル・グループ、sg WANNA BE+。04年１月に韓国で１stアルバム『WANNA BE』をリリース。有名俳優が出演するドラマ仕立てのPVが話題となるものの、メディア露出を一切行わない「顔のない歌手」というコピーで韓国全体に知れ渡り、その圧倒的な歌唱力で瞬く間に人気が広がった。このアルバムは23万枚を売上げ、音楽配信では200万ダウンロードを突破するなどして、この年のゴールデンディスク賞新人歌手賞を受賞した。

翌年３月に発売された２ndアルバム『生きて』は５週連続１位を獲得。音楽配信では収録曲「罪と罰」「生きて」が、それぞれ1,100万ダウンロードを超える大ヒットを記録したのち、韓国国内で最も栄誉あるゴールデンディスク大賞を受賞。名実ともに韓国音楽界のトップを走るヴォーカル・グループにまで成長した。

日本では、フジテレビでオンエアされたクォン・サンウ主演ドラマ『悲しき恋歌』で「生きて」が、またぺ・ヨンジュン主演ドラマ『ホテリアー』で「滑稽だね」が挿入歌として使用されファンが急増、07年には東京国際フォーラムホールAで単独ライヴ（１日２回公演）が行われ満員御礼となった。08年３月、日本のファンによるリクエストで選曲したベスト・アルバム『I LOVE sg WANNA BE+』を発売し、発売当日のオリコン・デイリー・チャート初登場10位を獲得した。