「コウノドリ」第5話、中2妊婦役に山
口まゆ、プロデューサー峠田氏「最後
の10分間はまさしく“圧巻”」

鴻鳥サクラ(綾野剛)は、中学2年生の妊婦・吉沢玲奈(山口まゆ)に、赤ちゃんの未来をよく考えて欲しいと優しく語りかける (c)TBS

命が誕生する“産科医療”現場の奮闘を描く、綾野剛主演の人気マンガ原作の金曜ドラマ「コウノドリ」。11月13日(金)放送の第5話のテーマは10代の妊娠。この回に中学2年生の妊婦役という難しい役に、若手女優の山口まゆが挑む。
山口が挑む、吉沢玲奈は2カ月後のバスケットボール県大会を前に熱心に練習に取り組んでいる最中に突然倒れ、妊娠8カ月を迎えいることが発覚し、赤ちゃんを育てる力も覚悟もない中、鴻鳥サクラ(綾野剛)の元を訪れる、中学2年生の少女。

サクラをはじめとする周産期医療センタースタッフやまわりの大人たちのサポートする中、心身ともに多感な時期に赤ちゃんを授かった玲奈に委ねられた赤ちゃんの運命、この非常に難しい役どころを山口がどう演じるのか注目される。

この役どころに、問題になっている中学生や10代の妊娠について知ってもらいたいと語る山口は「私が演じる玲奈だけじゃなくて、玲奈の お母さん、お腹の赤ちゃんの父親である元彼、他にもたくさんの人との関わりがあって、みんなの力があって出産ができるということ、いろんな角度から見ていただけたらいいなと思います。 」と、この難しいテーマの役を演じた抱負をコメントしている。

また、山口の起用を決めたプロデューサーの峠田氏は山口の演技について「山口さんが演じる玲奈さんの最後の10分間は、まさしく“圧巻” でした。その10分間だけでも、本当にお願いして良かったと思いました。」と、その演技の出来栄えに納得の様子だ。

山口まゆの難しい役どころに注目の「コウノドリ」第5話は、11月13日(金)22時よりTBS系で放送される。

■今回のエピソード、原作マンガでの登場巻は?

今回ドラマで取り上げられる未成年妊娠のエピソードは第2巻に、掲載されているので、こちらもあわせてチェックしてみよう。
また、ドラマの見逃し配信で今までの感動を再び味わってみてはいかがだろうか?。

■山口まゆ、プロデューサー峠田氏コメント

<山口まゆコメント>
妊婦さんの役にはびっくりしましたが、問題になっている中学生や10代の妊娠について、そういう子たちもいるんだっていうことも知ってもらいたいですし、そういう子たちがどうやって妊娠・出産にたどりついているのか、その子たちの心境を見ていただきたいと思います。私が演じる玲奈だけじゃなくて、玲奈の お母さん、お腹の赤ちゃんの父親である元彼、他にもたくさんの人との関わりがあって、みんなの力があって出産ができるということ、いろんな角度から見ていただけたらいいなと思います。

出産する痛みはわからないので、近づけるように資料の映像を見たり、母親や身近な人に聞いたりして妊婦さんの気持ちを研究しました。

とにかく演技が好きでやっていてここまで来れて、素敵なドラマにめぐり合えたことがとても嬉しいですし、本当に感謝しています。

<プロデューサー・峠田 浩コメント>
山口まゆさんは、演じているとき、とても繊細な表情をされるんですが、その奥に、揺るがないしっかりとした芯を感じました。

今回お願いした吉沢玲奈は、中学2年生で妊娠をするという役です。ドラマの中では、「母になる喜び、 怖さ、意味」を玲奈から感じ取っていただくために、山口さんの中にあるしっかりとした芯の部分でぜひ 演じてほしいと思いました。そして、山口さんが演じる玲奈さんの最後の10分間は、まさしく“圧巻” でした。その10分間だけでも、本当にお願いして良かったと思いました。ぜひご覧ください。

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