ミヤ(MUCC)が指揮を取ったライヴイ
ベント「COMMUNE Vol.1」大阪公演開

8月29日(土)@なんばHATCH(MUCC)

MUCCのギタリストであるミヤが指揮を取ったライヴイベント「COMMUNE Vol.1」の大阪公演が、8月29日(土)になんばHatchで開催された。
ライヴイベント「COMMUNE Vol.1」は44MAGNUMを筆頭にD'ERLANGERやL'Arc~en~Cielなど数多くのロックバンドを送りだしてきた音楽プロダクション・DANGER CRUEが、今年大阪と東京で新しく始動させたもの。大阪公演の出演バンドはMUCC、D'ERLANGER、ギルガメッシュDEZERT摩天楼オペラの計5組。

イベントのトップバッターを飾ったのはギルガメッシュ。“切磋琢磨し、凌ぎを削る! ロックバンドとしてあるべき姿を見てほしい!"と「evolution」でライブスタート。初っ端から重厚感あるバンドサウンドでオーディエンスを圧倒させる。

続く摩天楼オペラは「Psychic Paradise」など、際立つメロに荘厳なサウンドを合わせ美しい音世界を奏でていく。最若手であるDEZERTは、イベントテーマである「発狂」をまんま音にしたような、ヒリつく音群でオーディエンスに勝負を挑む。

そして、D'ERLANGERは「Angelic Poetry」「CRAZY4YOU」と、圧巻のステージングで他出演者にはない剛毅なサウンドで観客を魅了していった。

トリであるMUCCのライブはいつも以上に大きな迫力と緊迫感を持ったものだった。「睡蓮」を皮きりに、「茫然自失」「遺書」など新旧織り交ぜたナンバーを次々に披露。ステージに立てば、そこに先輩や後輩なんてものは存在しない。ただただ全力で自分たちの持つ力を出し切るだけ。全8曲、フルスピードで駆け抜け全てのステージが終了した。

互いのすべてを出し合い、音で、パフォーマンスで勝負を繰り広げてきた5組の出演者たち。火花を飛ばし合った先に、何か大きな爆発が生まれるのか。これからの展開に期待したい。

また、9月5日(土)には「COMMUNE Vol.1」の東京公演が新木場Studio Coastで行われる。

「COMMUNE Vol.1」東京公演

9月05日(土) 新木場 Studio Coast
開場 15:30 開演 16:30
出演:MUCC / D'ERLANGER / ギルガメッシュ / DEZERT / NOCTURNAL BLOODLUST
料金:前売¥5,000 当日¥5,500