坂東玉三郎主演、珠玉のシネマ歌舞伎
『坂東玉三郎 泉鏡花抄4作品』 チラ
シ・ポスター・前売券特典情報が解禁

明治から大正、昭和にかけて活躍し、今もなお多くの人々に読み継がれる浪漫主義文学の大家・泉鏡花が今年生誕150年を迎えるにあたり、泉鏡花作・坂東玉三郎主演、珠玉のシネマ歌舞伎を映画館で上映する。この度、『坂東玉三郎 泉鏡花抄4作品』チラシ・ポスター・前売券特典情報が解禁となった。
坂東玉三郎は養父守田勘弥が出演した『天守物語』で泉鏡花作品と出会い、以来ライフワークとして泉鏡花作の舞台に度々出演・演出、さらに映画の主演や監督(『夜叉ヶ池』坂東玉三郎主演 1979年/松竹、『外科室』坂東玉三郎監督 1992年/松竹、『天守物語』坂東玉三郎監督・主演 1995年/松竹)もつとめてきた。また、泉鏡花作品が持つ唯一無二の幻想的な世界観と、坂東玉三郎の圧倒的な美意識が織り成す作品は、多くの人々を魅了してきた。
『海神別荘』  (c)松竹
『高野聖』  (c)福田尚武
『天守物語』   (c)福田尚武
『日本橋』   (c)岡本隆
今回の上映では、2週間ごとに2作品ずつ、計4作品のシネマ歌舞伎を上映。前半は海底の宮殿を舞台にした煌びやかな舞台『海神別荘』(かいじんべっそう)と、泉鏡花の怪奇幻想小説の代表作『高野聖』(こうやひじり)を、そして後半は異界の姫と人間の青年の恋を美しく描いた『天守物語』(てんしゅものがたり)と、花柳界に生きる女の恋物語『日本橋』(にほんばし)を上映する。
『海神別荘』、『高野聖』、『天守物語』の3作の冒頭には、坂東玉三郎への特別インタビューを収録。自身の泉鏡花作品への思いを語っている。
泉鏡花肖像写真   泉鏡花記念館提供
坂東玉三郎 特別インタビュー   (c)岡本隆史
今回、この4作を紹介するチラシ、ポスターが完成。泉鏡花が生み出し坂東玉三郎が演じた、魅力あふれる4人のヒロインが表紙を飾る。4月7日(金)より上映映画館ほかで順次設置されるので、手に取って見てみよう。

『坂東玉三郎 泉鏡花抄4作品』チラシ中面

『坂東玉三郎 泉鏡花抄4作品』ポスター
また、同じく4月7日(金)から、この4作品を当日一般料金よりお得に見ることができる特別鑑賞券「ムビチケカード」も発売。上映映画館、歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座で購入した際には、数量限定・オリジナルデザインのポストカードが付いてくる(東劇は4月1日、歌舞伎座は4月2日より先行発売)。
『坂東玉三郎 泉鏡花抄4作品』ムビチケカード
『坂東玉三郎 泉鏡花抄4作品』特典ポストカード4種

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