【IVVY インタビュー】
今作を作るにあたってのテーマが
“とにかく攻めよう!”だった

L→R KEY、TAIYU、MASAKI、HIROTO、YU-TA、TAICHI、KENTO.i

2022年1月より新メンバーを迎え7人となったIVVYが、新体制で初となる3rdアルバム『MONS7ER』をリリースした。ヴォーカリストのMASAKI、ラッパーのKEY、歌とラップの両方を担当するTAICHIの3人が、HIROTO、YU-TA、KENTO.i、TAIYUとともに切磋琢磨して完成させた同作。個々の魅力を存分に打ち出し、ダンス&ヴォーカルグループとしての進化が詰め込まれている。

ダンスを見せるだけじゃなくて、
7人での表現が作れるようになった

7人体制となって初のアルバム『MONS7ER』が、ついに完成しましたね。個々の魅力が詰まった作品に仕上がっていますが、KENTO.iさんは同じラッパーとしてKEYさんの魅力をどう感じていますか?

KENTO.i

自分のラップは低音でリリックに対して感情を乗せていくタイプだから、そんな自分と違うっていう意味でも、KEYのラップは高音で、テクニックタイプなので魅力的ですね。KEYが加入したことによって僕のラップもより活きるので、グループ内でのバランスがすごくいいと思います。新体制でグループにラッパーが入ったことで刺激を受けて自分が学ぶこともあるし、先輩としてカッコ良い背中を見せなきゃとも思います。

KEY

僕自身、加入前からIVVYのファンだったので、今までは既存曲のKENTO.iくんのラップをたくさん聴いてきたんですけど、今作ではまた新しいKENTO.iくんを感じられるというか…歌い方もリリックも見せ方がまた進化していて、同じラッパーとして僕自身も刺激も受けていますね。

HIROTOさんはヴォーカリストとしてMASAKIさんの魅力をどう感じていますか?

HIROTO

MASAKIは本当に歌が好きで、音楽に対してストイック。レコーディングでも音ひとつに対してもしっかり楽曲と向き合って細部までこだわっているから、レコーディングでも最近はすごく引っ張ってもらっています。僕らも音楽が好きで活動しているグループですが、MASAKIは特に音楽が好きなんだというのは、すごく伝わりますね。そうした音楽好き、歌バカというMASAKIの良さが、このアルバムにも出ていると思います。加入した時からずっとアツかったんですが、今は前に出ていろんな意見を言ってくれるようにもなったので頼もしいですね。

そんなMASAKIさんが感じるHIROTOさんの魅力は?

MASAKI

やっぱりリーダーなので、場の空気作りがうまいです。場を和ませて周囲を笑わせることもしてくれるし、ちょっとしたひと言で緊張感を作ることもできる人なので、本当にHIROTOくんがリーダーとして中心にいてくれることは心強いですね。レコーディングでも納得がいくまでテイクを録っている姿を見て、僕から見ても歌が好きなんだなと感じます。

YU-TAさんから見てのTAICHIさんの魅力は?

YU-TA

TAICHIはすごくセンスがある人。メンバーの衣装監修をそれぞれのキャラに合わせて考えていて、今回の『MONS7ER』の衣装もセレクトしてくれました。そういうプロデュースができるところは尊敬しますね。僕、『MONS7ER』の衣装が今までで一番気に入ってるんですよ。パフォーマンスでも、「MONS7ER」のキラーフレーズをTAICHIが担当しているんですけど、そうした大事なところでしっかりキメにいくし。TAICHIは雰囲気的にホワッと見られがちなんですが、根っこがすごく真面目なんですよ。いつも仕事の話をすると、自分が思ってもいない角度からの話が聞けるので信頼しています。

TAICHIさんから見てYU-TAさんの魅力は?

TAICHI

YU-TAくんは頼れる兄貴みたいな大事な存在ですね。相談するとアドバイスをくれるし、ポジティブで前向きですごく頼れます。それとYU-TAくんは顔が小っちゃくて、スタイルがいいので、衣装決めでも一番決めやすい。頼れて安定感があるんで、いつもお世話になっています。

メンバーのみなさんから見てのTAIYUさんの魅力は?

MASAKI

めっちゃいい奴です!(笑)

全員

あははは。

HIROTO

もうそのひと言に全てが要約されている(笑)。

TAIYU

僕のことを嫌いな人はいないかもしれない(笑)。

MASAKI

自分でそういうことは言わないで(笑)。

でも、周りも見えていて、TAIYUがいるから場も和むし、グループが平和に保たれている感がある。それと、僕らはやっぱりダンス&ヴォーカルグループなので、彼はそのダンスを仕切ってくれますし、今回もいろいろな振付師さんを、曲によって全部TAIYUが選んでいるんですよ。ちゃんとIVVYというグループの個性を分かりつつ、“こういうダンスが合うんじゃないかな?”というのを見極められているところにセンスを感じます。

TAIYU

IVVYでのダンス担当。それはデビュー当時からずっと僕がやってきた役割だったりもするんで、それをメンバーに理解してもらえてるのは嬉しいですね。

TAIYUさんが感じる7人でのパフォーマンスの強みは?

TAIYU

ダンスを見せるだけじゃなくて、7人でひとつの表現が作れるようになった感じはありますね。振付師の方たちと話す時も、例えば“ここは4人と3人で分かれて、こういう表現をしたいんです”とフォーメーションや振り付け以外の表現ができるようになって幅が広がったんです。きっと、ファンのみなさんがその変化を一番分かるんじゃないかな? そういうダンスのレパートリーが増えたので、すごく楽しいです。

アーティスト