THE ALFEE、
日本武道館公演数99本を達成

12月23日&24日@日本武道館 photo by 上飯坂一

今年デビュー49年目を迎えたTHE ALFEEが12月23日と24日の2日間、日本武道館でのライブを開催した。昨年は客席数を50%に制限しての開催となったが、1年が経ち、ぎっしりと埋めつくされた各日約10,000人の観客を前にステージに立つことがようやく叶った。

2022年は、アルバムのリリースから始まり、春と秋のホールツアー、夏のイベント、そして冬のアリーナツアーと、トラベリング・バンドとして全国を周り、春夏秋冬を「天地創造」で駆け抜けた一年となる。ファンにとってもTHE ALFEEのメンバー3人が通常のサイクルに戻ってライブができること、同じ空間でOne Night Dreamを体感できることの幸せをかみしめた1年となったことだろう。

「武道館2Daysクリスマスイブ、本当に沢山の方に来て頂きました。
立ち見の皆さんも最後までどうも有難うございました。僕らは幸せ者です。

今日は特別に拍手が胸にしみるんだよね。
“アンコール”という声が、今夜は聞こえたような気がします。

いろんなコンサートが僕らを作ってきたし、僕らを鍛えてきた。
様々なことがありましたけど、その都度3人で乗り越えてきました。
それがTHE ALFEEじゃないかなって思います。」 (高見沢)

1983年リリースの「メリーアン」からシングル56作連続オリコンTOP10入りを果たした最新曲「星空のCeremony / Circle of Seasons」を含め12月23日、24日の2日間で合計34曲を披露。

1983年8月24日、初めて日本武道館のステージに立ってから39年、ライブ本数は99本となり歴代3位、100本まであと1本と迫った。グループとしては首位の記録を引き続き更新。また、コンサート総本数も2834本と、こちらもグループ最多公演記録を更新した。

今年は2019年6月「Battle Starship Alfee」以来となる2年8か月ぶりのアルバム「天地創造」をリリース、さらに10月にはDouble A-Sideシングル「星空のCeremony / Circle of Seasons」をリリースと精力的な一年となった彼らは、来年ついに結成50周年を迎える。ライブバンドとして誰も成し遂げていない記録への挑戦に突き進むTHE ALFEEにますます注目したい。

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