【B.O.L.T インタビュー】
ポップパンクでも
こんなふうに秋冬を表現できる

L→R 白浜あや、高井千帆、内藤るな、青山菜花

4thシングル「Accent」はB.O.L.Tらしいポップパンクで、秋冬を感じさせる楽曲でもある。2022年は多くのライヴを行ない、グループとしてもさらなる成長を遂げてきた。そんな経験で得たものが表題曲「Accent」をはじめ、カップリング曲の「風を抱きしめて」「Make Up」にも込められている。今回のシングルに懸ける想いをメンバーに語ってもらった。

アンニュイな感じとか哀愁感も
あってすごく好きな曲

4枚目のシングル「Accent」は先日のライヴ(2022年11月20日@ダンスホール新世紀)で初披露されましたが、独特なメロディーラインが特徴的ですね。

高井

私も最初にいただいた時、いい意味で“変わっているな”って思いました。メロディーラインもそうですし、インパクトが強くて。でも、秋から冬にかけての季節感もあって、これまでのB.O.L.Tにはなかったタイプの曲だなと。

内藤

私も初めて聴いた時、これまでになかった感じの曲だと思いました。B.O.L.Tの曲って歌割りが、ひとりひとりのパートが長いものが多いんですけど、この曲は畳みかけるように次々と違うメンバーが歌っていく感じなので、そこは新鮮でした。短いフレーズの中でどう伝えるかというのが難しい部分ではありましたけど、出来上がったものを聴いてみると、短いフレーズでもそれぞれに合った部分を選んでもらえていたのが分かりました。B.O.L.Tらしいポップパンク感がありつつも、アンニュイな感じとか哀愁感もあってすごく好きな曲です。“ポップパンクでもこんなふうに秋冬を表現できるんだ!?”って感じた曲でもあります。

レコーディングはどうでしたか?

白浜

最近は高めの音域を歌うのが得意になってきているんですけど、この曲はどちらかと言うと低めの部分が多くて、個人的には結構苦戦しました。でも、聴いていてすごく気持ち良い曲ですし、その大変さを経験したことで学んだり、得たことも多いので、これからライヴでも歌う機会が多くなるし、もっともっと自分らしい表現だったり、歌い方も見つけていきたいと思っています。

青山

「BON-NO BORN」(2020年7月発表のアルバム『POP』収録曲)で経験もあるんですけど、今回は少しメロディーの入ったラップになっていて、そこが挑戦でしたね。仮歌を参考にして、何度も聴き込んでレコーディングに臨みました。

衣装もこれまでとは違う雰囲気になっていますね。

高井

パッと見ただけでも秋冬の衣装なんだと季節感が感じられて、色とかデザインも気に入っています。リリイベとかも多い時期なので、温かい衣装なのはありがたいなぁって(笑)。曲からも衣装からも季節を感じてもらえたら嬉しいです。

白浜

袖の部分にアクセサリーみたいな飾りが付いていて、それをジャラジャラ鳴らしてたりします(笑)。

MVはストーリー性のあるものになっていますね。

青山

ロードムービーのような感じでどんどんメンバーと出会っていくというストーリーで、すごく自然が感じられて“いいMVだなぁ”と思いました。自転車に乗ったりしてるんですけど、その時の表情は素というか、すごく自然な感じなので、そんなところも観てもらえたら嬉しいです。

高井

この新衣装だけじゃなくて、MV用の衣装も用意していただいて、B.O.L.Tとしての魅力もありつつ、ここのキャラクターとか雰囲気もしっかりと感じられると思います。歌割りが細かいということもあって、シーンの切り替わりもいつもより細かいですし、テンポ感もいい感じかなって。何回も観たくなっちゃうMVだと思います。

アーティスト