アリス、50周年を祝うスペシャルライ
ブ開催迫る 新たなスタートを切る思
いを託したテーマ曲「BEGINNING」を
披露

50周年を迎えたアリス(谷村新司堀内孝雄・矢沢透)が、11月17日に東京・有明アリーナで記念ライブ『ALICE GREAT 50 BEGINNING 2022』を開催する。
1971年12月25日、谷村新司と堀内孝雄が矢沢透と合流することを前提にアリスを結成し、1972年3月5日、シングル「走っておいで恋人よ」でデビュー。同年5月に矢沢が合流し、この黄金トリオでスタートを切った。精力的にライブ活動を行い、1974年には年間303ステージという驚異的な数を記録している。
1975年に「今はもうだれも」でブレイクし、続く「帰らざる日々」もヒットした。1977年10月発売の「冬の稲妻」でさらに飛躍し、「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」などリリースするシングルが立て続けにヒットを記録し、1978年8月30日から9月1日まで、日本人アーティストとして初めて日本武道館3日間公演を成功させた。全国の主だったホールを軒並み満員にして、後楽園球場や大阪球場、横浜スタジアムなどの大きな会場もファンで埋め尽くすほどの人気を誇るグループへと成長して行った。
しかし、それぞれのソロ活動が活発化していた1981年、“活動停止”という大きな決断を下した。1987年、2000年、2005年など、3人が集結して作品をリリースしたりライブやツアーを行ったりしてきたが、2009年に3人が還暦を迎えるタイミングで完全再始動を発表し、2010年2月に東京ドームで4万3千人を動員しアリスの健在ぶりを広く示してきた。
そして2022年、約34年ぶりとなるシングル「告白/キセキフルヨル」をリリース。本格的な全国ツアーは2023年からとなるが、ファンからのたくさんの激励と期待が寄せられる中、今年は50周年を祝う記念となる一夜限りのスペシャルライブ『ALICE GREAT 50 BEGINNING 2022』が11月17日に有明アリーナにて開催されることとなった。
「アリス SDGs 10年計画」として“持続可能な努力目標”を宣言した3人が、新たなスタートを切るための思いを託したテーマ曲「BEGINNING」をこのライブで発表するために3人で制作中とのこと。50年の時をこえて時代を切り開いてきた3人のステージに新たな“記憶”が追加される。伝説的な存在でありながら、現在進行形でもあるアリスの今を目撃してもらいたい。

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