井上芳雄&上白石萌音が織り成す心温
まる恋の物語 ミュージカル『ダディ
・ロング・レッグズ』上演決定

2022年8月にシアタークリエにて、ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』の上演が決定した。2012年の初演以来、幾度もの再演を重ね、多くの人々に愛されてきた本作。2017年にはシアタークリエ10周年記念作品のひとつとしてタイトルを連ねた。
知的で紳士、けれど一風変わった若き慈善家・ジャーヴィスと、孤児でありながら溌剌として聡明なジルーシャとの心温まる恋の物語。
初演よりジャーヴィス・ペンドルトンを演じる井上芳雄と、これまでジルーシャ役を務めてきた坂本真綾の出産にともない、今回はジルーシャ・アボット役に上白石萌音を迎え、装いを新たに上演する。
坂本真綾 メッセージ
『ダディ・ロング・レッグズ』日本公演10年目の今年、ジルーシャとしてみなさまにお会いできることを楽しみにしていましたが、出産にともない誠に勝手ながら出演を辞退させていただきました。大変ご多忙な中、上白石萌音さんがジルーシャ役をお引き受けくださり本当に嬉しく思っています。この夏もたくさんの人の心に「幸せの秘密」が届きますように。公演の大成功を心より願っております。
井上芳雄(ジャーヴィス・ペンドルトン役)コメント
この作品がお客様に愛されて10周年を迎えられることを、心から嬉しく思います。初演からずっと一緒にやってきた同志である坂本真綾さんが、今回は出産後のため出演を辞退されました。とても残念ですが、新たに上白石萌音さんが参加して下さることになりました。『ナイツ・テイル』以来、また一緒にジョン・ケアードの作品をやれるのが楽しみです。
10年分の思いと、これからの希望が詰まった『ダディ・ロング・レッグズ』を皆様にお届けできますように!
上白石萌音(ジルーシャ・アボット役)コメント
私自身このミュージカルの大ファンで、再演を心待ちにしていたひとりです。それがまさか出演することになるなんて、本当に驚きました。素晴らしい物語、胸を打つ台詞と楽曲の数々、美しい演出…覚えてしまうほど繰り返し観た世界にこれから入っていけるなんてまさに夢のようです。坂本真綾さんがずっと大切に演じ続けてこられたジルーシャが大好きです。しっかりと引き継げるよう、誠心誠意務めさせていただきます。
ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』

ストーリー
孤児院に暮らす18歳の少女ジルーシャ・アボットは、ある夜、「大学への進学と勉学を保証する」という思いもよらない手紙を受け取る。条件は、月に一度手紙を書くこと。手紙の送り主は、その夜に見た車のヘッドライトに照らされる足長蜘蛛“ダディ・ロング・レッグズ”のような影。影でしか見たことのない相手だったが、ジルーシャは心を躍らせ手紙を送り続けた。影の正体であるジャーヴィス・ペンドルトンもまた、知性ある手紙を送ってくれる彼女に惹かれていくのに時間はかからなかった。そして、ついにジャーヴィスは、影の正体であることを隠してジルーシャの前に現れる——