【Girls² インタビュー】
今までの私たちの活動が、
よく分かるアルバムになっている
L→R 写真上段左より時計回りに、隅谷百花、小田柚葉、小川桜花、原田都愛、石井 蘭、鶴屋美咲、増田來亜、菱田未渚美、山口綺羅
2019年のデビュー以来、約2年半の活動の中でリリースしてきた楽曲、さらに新曲も収録して完成した1stアルバム『We are Girls²』。多彩な表現を切り開きながら成長してきたGirls²の姿を存分に堪能できる作品だ。メンバーを代表して小川桜花、菱田未渚美、石井 蘭が今の想いを語ってくれた。
意見をどんどん言えるようになって
メンバー同士の関係性も深まった
Girls²にとっては初めてのアルバムになりますね。
小川
はい! デビューして3年目になるんですけど、1stアルバムをこうしてリリースできることがとても嬉しいですね。新曲も2曲収録されているので、みなさんからの反応が楽しみです!
石井
大きく分けて3形態で出させていただくんですけど、初回限定ライブ盤にはGirls²の初ツアー『Girls² First Live Tour -Enjoy The Good Days-』東京公演の映像が収録されているんです。ツアーに来られなかった方々もたくさんいたので、こういうかたちでお届けできるというのもすごく嬉しいです。
菱田
昔からGirls²を応援してくださっているみなさんに私たちの成長を感じていただけたらいいですね。また、最近Girls²のことを知ってくださったみなさんにとっては、今までの活動がよく分かるアルバムになっていると思います。
みなさんは、これまでの活動の中でどのようなところが成長したと感じていますか?
石井
個人的に大きなステップアップができたのは、配信ライヴ(2020年11月開催の『Girls² Online Live 2020』)ですね。もともと開催予定だったライヴが急遽なくなってしまって、私たちは大きな挫折感を味わったんです。でも、そこから“どうしよう?”と検討する中で配信ライヴをすることになったことで、9人がひとつになることができました。準備を進める期間が長かったから、メンバー同士の距離がそこでさらに縮まり、意見を平等に言い合えるようにもなったんです。
小川
私も配信ライヴはGirls²が変化する大きなきっかけのひとつだったと思います。そして、ワンマンツアーが久しぶりの大きなステージでの有観客ライヴだったんです。メンバーそれぞれに苦手なこと…例えば、私は立ち位置を覚えるのが苦手なんですけど(笑)、そういう部分もみんなで協力し支え合うことで乗り越えられました。今のGirls²はどこのグループにも負けないくらいすごく仲が良いんですよ。ライヴを通してメンバーそれぞれのことをさらに知れたし、前よりも仲良くなれたんじゃないかと思っています。だから、今の私たちは最強なんです!
菱田
私はグループで最年少なんです。だから、メンバーと仲良くしつつも、なんとなく遠慮というか壁のようなものを最初の頃は感じていて。でも、今は意見をどんどん言えるようになり、メンバー同士の関係性も深まりました。
菱田さんは意見を積極的に言うようになっただけではなくて、先輩メンバーにツッコミを入れたりもするようになっているんじゃないですか?
石井
その通りですね(笑)。
菱田
そうかな~?(笑)
(笑)。グループとしてそういう雰囲気になると、例えばライヴのMCもより楽しいものになるでしょうね。
小川
はい。ツアーの時も“この話題はここで言おう”というのはありつつも、MCの内容を具体的には決めない公演もありました。だから、公演ごとにいろいろな話をすることができて、ファンのみなさんに楽しんでいただけたと思います。
そういう成長の過程でリリースしてきたこれまでの楽曲が『We are Girls²』には収録されていますが、それぞれの特に思い入れが強い曲を挙げてください。
小川
私は「大事なモノ」ですね。シングルとしてリリースした時期は、自粛期間がまだまだ続いていて…それは今もですが、日々の生活も油断できなかったんです。“どうやってみなさんの前で活動したらいいんだろう?”とか、いろいろなことを考えていたあの頃の自分には《今だけは今にしか出来ないことがあるから》とか、この曲の歌詞がすごく胸に響きました。ライヴでパフォーマンスをしている時、私たちの胸にもすごく響くものがある曲なんです。
菱田
私はlovely²が参加してくれた「Girls Revolution」です。振り付けも含めて人を応援している気持ちがとても伝わってくる曲なんですよね。楽しい思い出もたくさんあるので、そういう記憶が蘇ってきます。那須ハイランドパークでのMV撮影も楽しくて、その時にlovely²のメンバーと仲良くなれました。
石井
私はデビュー曲の「ダイジョウブ」です。私はこのMV撮影の時はまだ加入していないので、8人編成の頃なんですね。そんなレコーディングにも参加していない曲だからこそ“9人のMVが観たい”と言ってくれるファンの方もいらっしゃり、そういう声をいただくと“新メンバーの私を受け入れてもらえた”と感じられて。ライヴでも人一倍声を出して私の存在感、9人のGirls²を頑張って表現することを意識している曲なんです。
初回限定ダンス盤はみなさんのダンスパフォーマンスを映像で堪能できますけど、オススメの曲はありますか?
小川
「80’s Lover」のダンスパフォーマンスビデオに注目していただきたいです。統一感を出すことに気をつけて表現をしているんです。細かい部分まで気をつけて踊っているので、そういうところが映像を通して感じていただけると思います。
石井
ダンス盤は今まで映像が出ていそうで出していなかった「恋するカモ」のMVメイキング映像なども入っているんです。初めて観ていただける映像もあるので、楽しんでいただけると嬉しいですね。
菱田
「Girls Revolution」はMVにlovely²も参加しているから編成が13人なんです。他のメンバーと位置が被らないように気をつけたりとか、撮影が大変だったんですけど、これもぜひ観ていただきたいですね。
アーティスト
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