伝説のピアニスト、ヴラディーミル・
アシュケナージの新作『J.S.バッハ:
イギリス組曲 第1番~第3番 他』が
発売決定

1955年ショパン国際ピアノ・コンクールにて世界にその名を知らしめ、卓越した技術と磨き抜かれた音色で数々の名盤を残した伝説のピアニスト、ウラディーミル・アシュケナージ。昨年2020年1月にコンサート活動からの引退を表明して以来、初めてのアルバム『J.S.バッハ:イギリス組曲 第1番~第3番 他』が、2021年10月15日(金)にリリースされることが決定した。アルバム発売に先立ち、8月6日(金)より「イギリス組曲第1番 イ長調 BWV806よりプレリュード」のデジタル先行配信がスタートしている。
アシュケナージの引退表明のニュースは世界中を駆け巡り、多くのファンからその引退が惜しまれた。彼の演奏を生のコンサートで聴くことは叶わぬだけに、この新録音はファン待望のリリースと言える。
2017年にリリースしたアルバム『J.S.バッハ:フランス組曲 全曲』以来4年ぶりのこの作品では、J.S.バッハの3つのイギリス組曲の新録を収録。また、20代のアシュケナージが初めてJ.S.バッハの作品を録音し、世界的なピアニストとして名声を確立した1965年のデイヴィッド・ジンマン指揮ロンドン交響楽団との共演「ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052」のリマスター版をカップリング。レジェンドによる円熟味が増した演奏と若きアシュケナージのピアニズムが同時に味わえる貴重な作品となっている。
アシュケナージは「バッハの後では、私は何もできない」と、生涯を共にしたJ.S.バッハの作品に敬意を表したコメントを寄せている。

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