アニマル・コレクティブ、砂漠で大麻
育てるサンクララッパーのドキュメン
タリー 『Crestone』のOSTをリリース

が制作したドキュメンタリー映画『Crestone』のサウンドトラックがデジタルリリースされた。
1990年代半ば、ボルチモアの友人同士で自然発生的に結成、現在は
(エイヴィ・テア)、
(ディーキン)、
(パンダ・ベア)、
(ジオロジスト)の4人で活動をするAnimal Collective
メインストリーム、アンダーグラウンドを行き来し、常に新たな音楽を探求し続けることで21世紀を代表するバンドとして君臨し続けている彼らは今回、
が脚本・製作・監督を務め、ユートピア・メディアによって公開された長編映画『Crestone』のスコアを担当した。
映画は、コロラド州クレストンの砂漠を舞台に、8日間にわたって孤独な環境でマリファナを育てながら音楽を作るサウンドクラウドラッパーたちを追った内容で、彼らの旧友が映画を作るためにやってくると現実と虚構が曖昧になり始める、というストーリーになっている。
Animal Collectiveはこれまでに、
(コーラル・モフォロジック)とのコラボレーションによるオーディオビジュアルアルバム『Tangerine Reef』(2018年)、アーティストの
(ダニー・ペレス)とのコラボレーションによるグッゲンハイム美術館でのインスタレーションの音楽として『Transverse Temporal Gyrus』(2012年)、同じくDanny Perezとのコラボレーションによるビジュアル・アルバム『ODDSAC』(2010年)をリリースしているが、映画音楽作品はバンドにとって初となる。
また、彼らの楽曲と映画からの映像が使用されたビデオも公開されている。LPは4月23日(金)にリリースされる予定とのことなので、こちらもお楽しみに!

コメント

Brian “Geologist” Weitz

2000年代初頭にソノラン砂漠に住んでいたことは、ものすごく自分に影響してるよ。特に、ニューヨークに何年も住んでいた後の僕にはね。それ以来、その経験を反映したサウンドのアイデアは漠然と持っていたけど、それを実現するためのプロジェクトがなかったんだ。だけど、『Crestone』の中の音、物語、構造によってついにそれを実現できたんだ。マーニー、彼女のクルー、Dead God、そしていつものように、このプロジェクトに取り組むインスピレーションと機会を与えてくれた兄のジョシュに感謝している。

Josh “Deakin” Dibb

マーニーとは2015年にニューオーリンズに短い間住んでいた時に知り合って、すぐに友達になった。彼女が『Crestone』のスコアの話を持ちかけてきたときはすごく嬉しかったよ。この1年ほど前からデュオとしていくつかの作品を共同制作していたから、ブライアンにこのプロジェクトでチームを組むようにお願いするのは本当に自然な流れだった。何年も前から映画のスコアをやってみたかったし、そのプロセスを探るには理想的な初めてのプロジェクトだったね。 僕にとって、このプロジェクトのためのアイデアを出す最初の段階は、あるシーンを引っ張り出してきて、ピアノの前に座って、僕が解釈したイメージに合わせて即興で演奏することだった。この最初のプロセスの大半は録音されて、最終的な構成に使用されているよ。イメージ、キャラクター、編集、実際の音を楽譜のように使って演奏するこのプロセスは、本当に自由で新しいインスピレーションを与えてくれた。


RELEASE INFORMATION



『Crestone (ORIGINAL SCORE)』
2021年2月16日(火)
Animal Collective
Domino

01.Dome Yard
02.Eye in the Sky
03.Boxing & Breathing
04.Scavengers
05.Wake Up Ryan
06.Benz’s Dream
07.Sloppy’s Dream
08.Sand That Moves
09.Over the Sangre de Christo
10.EBS
11.Sad Boy Sleeping
12.Ramshack
13.Smoke & Broken Mirror
14.Zapata Falls
15.Oh California
16.Cotton Candy Sky (Dead God Theme)



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