【仲村瞳の歌謡界偉人名言集】#184
シンガーソングライター・原田真二の
言葉
歌を聴いてもらってる人に優しくなってほしい。それだけなんですね
今回の名言は、原田真二が歌い続ける理由。“天才少年” “新しい世代のヒーロー”と呼ばれ、1977年に18歳でデビューした原田。広島出身者であり、平和に対する思いが強いことでも知られている。2014年に行われたインタビューでは、「音楽を通じて“優しさ”を伝えたいんですよ。優しい音楽を聴いて、人が優しくなってくれれば、そのコミュニティーは間違いなく平和になるんですね」と語っている。現在も歌を通して世界平和を実現すべく、チャリティコンサート活動を続ける原田。「音楽は理論や理屈じゃなくて、心の扉を即、開いてくれる」「心に直接エネルギーを与えてくれる」という話にも説得力がある。今を生きる多くの人に届いてほしい言葉である。
1958年12月5日生まれ、広島県広島市出身。シンガーソングライター、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー。楽器は、ギター、ピアノ、キーボード、ベース、パーカッション、マリンバ、ブルース・ハープ、ドラム、琴、和太鼓なども演奏するマルチプレイヤーである。また、ミックスやプログラミングも行う、マルチミュージシャンとしても知られる。高校2年生の時に、フォーライフ・レコードの新人オーディションに応募し、約3,000曲の中から選ばれる。1977年、青山学院大学入学と同時に上京する。同年10月、吉田拓郎のプロデュースにより、「てぃーんず ぶるーす」でデビュー。11月には「キャンディ」、3月には「シャドー・ボクサー」をリリース。3曲が同時にオリコンベスト20入りするという、日本の音楽史上で初の快挙となった。ファーストアルバム『Feel Happy』(1978年)も、オリコン史上初の初登場第1位を獲得。同年、4枚目のシングル「タイムトラベル」で「第29回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たす。1980年、株式会社クライシスを興し、ソロ名義からロックバンド原田真二&クライシス(SHINJI & CRISIS)として活動を開始。同年、ジョン・レノンによるプロデュースの話が持ち上がるがジョンが凶弾に倒れ幻に終わる。1980年代以降は、ソングライターとしても活躍。吉川晃司の「キャンドルの瞳」(1986年)の作曲、松田聖子の「Call me」の作詞・作曲などを手掛けている。2000年から、明治神宮、伊勢神宮、厳島神社など全国の神社を会場にした「自然環境・心の環境問題(やさしさの復活)」をテーマにしたチャリティーイベント『鎮守の杜コンサート』を定期的に開催。 2000年から2004年まで、松田聖子のライブツアーでプレーヤーとプロデューサーを担当。2005年、鎮守の杜コンサートなど原田のチャリテーイベントをサポートする趣旨のNPO法人「ジェントル・アース(Gentle Earth)」を設立。2021年4月24日、奈良・ビバリーヒルズにて<原田真二 〜New Year Live 2021 in 奈良>を開催予定。
おすすめ記事
-
『OKMusic』サービス終了のお知らせ
2024.02.20 11:30
-
音楽ファンの声、エールを募集! music UP's/OKMusic特別企画 『Power To The Music』 【vol.89】公開
2024.02.20 10:00
-
今年でデビュー50周年の THE ALFEEが開催する、 春の全国ツアー神奈川公演の チケット販売がいよいよ開始!
2024.02.13 18:00
-
音楽ファンの声、エールを募集! music UP's/OKMusic特別企画 『Power To The Music』 【vol.88】公開
2024.01.20 10:00
-
宇多田ヒカル、 初のベストアルバム 『SCIENCE FICTION』発売決定& 全国ツアーの詳細を発表
2024.01.15 11:00
人気
-
【連載】 Mrs. GREEN APPLE 大森元貴 『ナニヲなにを。』 - 第1回 『自己紹介を。』 -
2014.12.20 00:00
-
【連載】 Mrs. GREEN APPLE 大森元貴 『ナニヲなにを。』 - 第16回 『巡り合いを。』 -
2016.03.20 00:00
-
【連載】 Mrs. GREEN APPLE 大森元貴 『ナニヲなにを。』 - 第2回 『忘れられていることを。』 -
2015.01.20 00:00
-
【連載】 Mrs. GREEN APPLE 大森元貴 『ナニヲなにを。』 - 第6回 『妬みを。』 -
2015.05.20 00:00
-
【連載】 Mrs. GREEN APPLE 大森元貴 『ナニヲなにを。』 - 第3回 『魔法の言葉は在るということ、を。』 -
2015.02.20 00:00