椎名鯛造出演「ひとりしばい vol.9」
の作品タイトルが決定 作・演出の松
崎史也、ほさかようのコメントも

2020年11月8日(日)に開催される「ひとりしばい vol.9 椎名鯛造」の作品タイトルが決定した。また、作・演出の松崎史也、ほさかようのコメントも到着。
『ひとりしばい』第三弾となる本作。先日、「ひとりしばい vol.7 陳内将」は10月24日(土)に幕を開け、陳内の熱演ぷりが話題となり、「ひとりしばい vol.8 植田圭輔」は今週末の10月31日(土)に開幕する。
植田圭輔
vol.8の作品タイトルは『50%』。MANKAI STAGE『A3!』シリーズを手掛ける松崎史也がコロナ禍の中、クリエイターとして自身の半生と向き合い、「今だからこそ伝えたいこと」をテーマに作品を書き下ろした。松崎自ら信頼できると断言する役者・植田圭輔に託してお届けする。
椎名鯛造
そして、「ひとりしばい vol.9 椎名鯛造」の作品タイトルは『ネバーランド、アゲイン』。空想組曲主宰のほさかようと、初舞台から12年とキャリアを重ねてきた椎名が、2人だからこそ描けるネバーランドの世界をおくる。
作・演出 松崎史也 コメント
言語理解、台詞技術、身体捌き、志と熱量、稽古場の居方
稽古場外の居方、共演者スタッフとのコミュニケーション、バランス感覚。
俳優にとって必要なパラメータがことごとく高い。
それが僕から見た、植田圭輔という俳優です。
俳優はできることが多いほど、飢えることが難しくなっていく。
飢えることに飢えているんじゃないかな、と、思っていました。
彼の全細胞を使ってみてほしい。
そう思って、本を書きました。
正直、こんな本になったことに自分でも驚きました。
彼にしか任せられない、自分なりの、世界への言葉です。
見届けてもらえたらと思います。
作・演出 ほさかよう コメント
「ひとりしばい」は演じる役者にとって逃げ道のない真剣勝負です。これまで培った技術と感性の全てを持って、たった一人で舞台に上がる。
「なに? なんなの? Mなの?」
なんて失礼な言葉が口から出かかります。
しかしながら、たった一人で作品を背負い、それを届けられた時の喜びはきっと何ものにも変えがたいもののはず。
作、演出家として頼まれた以上、椎名くんにその喜びが訪れる瞬間を願い、稽古では徹底的に苦しんでもらえるよう全力を尽くします。

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