佐野元春の未発表映像が公開、『ナポ
レオンフィッシュ・UKレコーディング
・ドキュメンタリー』の有料配信が決

佐野元春が1988年に英国で行ったレコーディング・セッションの未発表映像『ナポレオンフィッシュ・UKレコーディング・ドキュメンタリー』が、8月26日に有料配信公開されることが決定した。
これは、アーカイブ映像や未発表フィルムなど、貴重な映像コンテンツを年末までマンスリーで配信する「佐野元春40周年記念フィルムフェスティバル」の一環として公開され、今回はその第2回目の配信となる。
1989年に発表された『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』は、ロックと現代詩を融合させた作品として高く評価されたアルバム。レコーディングは1988年に英国ロンドンで行われ、この映像はそのレコーディングの模様を追ったドキュメンタリー。プロデュースを担当したコリン・フェアリーの最新インタビューと合わせて構成され、公開は今回が初となる。
レコーディング・セッションにはギター:ブリンズレイ・シュワルツを始め、ドラムス:ピート・トーマス、キーボード:ボブ・アンドリュースなど英国パブ・ロック周辺のミュージシャンたちが参加。撮影・監督はUK在住の映像作家、YOSHI TEZUKAが担当した。
80年代当時、ひとりの日本人ミュージシャンが単身ロンドンへと渡り、現地ミュージシャンとどのように異文化交流を図りながら音楽作品を作り上げていったのか、その過程が描かれた貴重な記録だろう。