佐野元春
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佐野元春サノモトハル
——始まりは、80年にリリ−スされたシングル「アンジェリーナ」だった。スピード感のあるロック・ビートに、都会で生活する若者の憂えた感情を描いた歌詞は、彼自身の「日本語えいご的な歌唱法」と共にまったく新しいタイプのロックとして、当時のポップ・シーンに受け入れられた。そして「ガラスのジェネレーション」、続く「サムデイ」でその世界観を完成させるものの、その場所に安住せずアルバムごとに時代のトレンドや音楽嗜好を投影させ、つぎつぎと新機軸を打ち出していく。
巨匠大滝詠一、杉真理との『ナイアガラ・トライアングルVol.2』でのマージー・ビートの追求、ヒップ・ホップの現場ニューヨークでの単独生活、ハモンド・オルガン奏者ジョージ・フェイムとのレコーディング・セッション、そしてジョン・サイモンをプロデューサーに迎えたウッドストック録音など、佐野元春がポップスの本質を探る旅は世界を股にかけて行われた。そう、彼は音楽における冒険者なのだ。
さらに、94年に長年パートナーを務めたバンド、ハートランドとの活動にピリオドを打ち、新たにホーボーキング・バンドを結成。それはこれまでの直線的なビート・ロックから70年代アメリカン・ロックを意識した泥臭いグルーヴへの鮮やかな転身だった。前述したウッドストック録音の『The Barn』は、彼とバンドの最大の成果といえるだろう。
また、この頃からアルバムやライヴなどで東京スカパラダイスオーケストラやプレイグスといったバンドと世代を超えた共演をしたり、『THIS』というイヴェントを開催し、若手バンドを積極的に紹介していく。こうしたことから彼は「伝えられる側」から「伝える側」へ成熟したといえるのかもしれない。そして佐野元春の旅は続く……。
巨匠大滝詠一、杉真理との『ナイアガラ・トライアングルVol.2』でのマージー・ビートの追求、ヒップ・ホップの現場ニューヨークでの単独生活、ハモンド・オルガン奏者ジョージ・フェイムとのレコーディング・セッション、そしてジョン・サイモンをプロデューサーに迎えたウッドストック録音など、佐野元春がポップスの本質を探る旅は世界を股にかけて行われた。そう、彼は音楽における冒険者なのだ。
さらに、94年に長年パートナーを務めたバンド、ハートランドとの活動にピリオドを打ち、新たにホーボーキング・バンドを結成。それはこれまでの直線的なビート・ロックから70年代アメリカン・ロックを意識した泥臭いグルーヴへの鮮やかな転身だった。前述したウッドストック録音の『The Barn』は、彼とバンドの最大の成果といえるだろう。
また、この頃からアルバムやライヴなどで東京スカパラダイスオーケストラやプレイグスといったバンドと世代を超えた共演をしたり、『THIS』というイヴェントを開催し、若手バンドを積極的に紹介していく。こうしたことから彼は「伝えられる側」から「伝える側」へ成熟したといえるのかもしれない。そして佐野元春の旅は続く……。
佐野元春のニュース
- SPICE2023年05月31日
- SPICE2023年03月28日
- SPICE2023年03月27日
佐野元春の連載コラム
- OKMusic編集部2014年05月28日
曲・アルバム
或る秋の日 - Single
境界線 - Single
君がいなくちゃ - Single
VISITORS DELUXE EDITION
2014年10月29日リリース
アルバム・29曲- 1 CONFUSION
- 2 NIGHT LIFE(Live 1985.5.28)
- 3 WILD ON THE STREET (Special Extended Club Mix)
- 4 WILD ON THE STREET
- 5 WILD ON THE STREET(Live 1985.5.28)
- 6 YOUNG BLOODS(Live 1985.5.29)
- 7 COMPLICATION SHAKEDOWN(Live 1985.5.28)
- 8 SHADOWS OF THE STREET(Live 1985.5.28)
- 9 アンジェリーナ- Visitors Live Version(Live 1985.5.29)
- 10 NEW AGE(Live 1985.5.28)
- 11 VISITORS(Live 1985.5.28)
- 12 夜のスウィンガー(Live 1985.5.28)
- 13 WELCOME TO THE HEARTLAND - Visitors Live Version(Live 1985.5.28)
- 14 COME SHINING(Live 1985.5.29)
- 15 SHAME(Live 1985.5.29)
- 16 TONIGHT (Special Extended Club Mix)
- 17 NEW AGE
- 18 TONIGHT
- 19 NEW AGE - 7INCH VERSION
- 20 COME SHINING
- 21 VISITORS - SHOJIRO MIX VERSION
- 22 SUNDAY MORNING BLUE - 7INCH VERSION
- 23 COMPLICATION SHAKEDOWN
- 24 COMPLICATION SHAKEDOWN (Special Extended Club Mix)
- 25 COME SHINING - 7INCH VERSION
- 26 VISITORS
- 27 SUNDAY MORNING BLUE
- 28 SHAME ―君を汚したのは誰
- 29 SHAME - SHOJIRO MIX VERSION
VISITORS DELUXE EDITION
ラジオ・デイズ - Single