「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』」が
開幕 和田琢磨「精いっぱい、役を生
きたいと思います」

「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶」(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会(C)2015‐2020 DMM GAMES/Nitroplus

 「科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花  改変 いくさ世の徒花の記憶」が16日、東京都内で開幕した。
 本作は、2020年夏の新作公演として上演予定だった「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」が、新型コロナウイルスの影響で中止となったことから、しぐさとせりふで表現する新形態の「科白劇」という形で上演したもの。
 ステージでは、キャスト全員が口元を覆うタイプのフェースシールドを着用し、ソーシャルディスタンスを保ちながらの芝居が展開されたが、映像を巧みに織り交ぜ、距離がある故の演出が随所に施されたことで、違和感のない作品に仕上がった。
 開幕に当たり、歌仙兼定役の和田琢磨は「昨今の世の状況の中、お芝居ができる場を頂けることに、一役者として感謝いたします。同時に、感染予防に努め、千秋楽の幕が下りるまで安全に公演が行えるよう、いつも以上に気を配ってまいりたいと思います。そして、何よりお客さまに、舞台『刀剣乱舞』ってやっぱり素晴らしいよね、と感じていただけるよう、精いっぱい、役を生きたいと思います」とコメントを寄せた。
 また、山姥切長義役の梅津瑞樹は「我慢に我慢を重ねた末、ようやく皆さまの前でお芝居ができる。この、今にもあふれ出しそうなパッションを、今この時を共に生きるからこそ通ずる表現に乗せて、お届けします」と意気込みを語った。
 舞台は、8月2日まで都内・品川プリンスホテル ステラボール、8月4日~9日まで都内・日本青年館ホールで上演。

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