「天才も凡人も、幸せを覚えている人
も悲しみを背負っている人も、生きて
くことに優劣はない」。団長(NoGoD)
、ソロルアバム「凡人歌集」に詰め込
んだ想い全曲伝えます!!
「世の中で天才と呼ばれている人たちに比べたら、自分は凡人だと思っています。俺が本当に天才だったら、もっと人に評価されているはず。まぁ、そこにはいろんな皮肉を込めた意味を詰め込んでいますけど…。
「凸凹」
「自分が初めてアコースティックギターを手にしたのが高校生のとき。その頃にブームだったのが、ゆずや19、唄人羽のようなアコースティックデュオ。「凡人哀歌」が昭和のフォークソングなら、「凸凹」では平成のフォークソングをやりたかったんです。
「こちらもソロ活動を始めた頃に作った曲。もう、厭味の塊ですよ(笑)。5年前と言えば、NoGoDの結成10周年の時期。その当時の自分は、理想と現実のギャップにとてもストレスを感じていました。
「希望の朝」
「この曲は自粛期間中に作りました。この歌でも「凸凹」のように、相手の(男女の恋愛における)気持ちや価値観の違いを歌にしています。「凸凹」では、それがポジティブに向いていましたが、「希望の朝」ではネガティブな方向へ向いています。たとえどんなことがあろうと、等しく夜は明ければ、朝は来るんですよ。ラジオ体操の一節ではないですが、最期に「希望の朝が来た」と歌っているように、嫌でも朝が来たら新しい明日へ進んでいくしかないんだからと、そこには希望を込めています。
「冗談じゃない」
「これも5年前頃に作った楽曲です。お客さんらと一緒にシンガロング出来る景気の良い楽曲が好きで、ライブの最期にかならず演奏をしている鉄板曲です。レコーディングにあたり、SNSを通し、みんなから歓声や手拍子をいただき、それも加えました。
「作ったのは2年前頃。「冗談じゃない」で本編が終了し、ボーナストラック的な意味合いとして「good night」を入れました。冒頭の「凡人哀歌」と最期の「good night」のみ、アコギと歌だけの演奏にすれば、すぐ横で唄い爪弾くような生々しいミックスにも仕上げました。
団長は、本作を通し、「天才も凡人も、幸せを覚えている人も悲しみを背負っている人も、生きてくことに優劣はない。自分は特別じゃなく、自分と同じ境遇の人はたくさんいれば、同じ命を授かった以上は、等しく頑張って生きていこうぜ」と伝えてきた。
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
団長(NoGoD)初のソロ作品をWEB SHOP限定にてリリース !
タイトル: 凡人歌集
■収録曲
*ART POP WEB SHOPでの限定販売となります。
NoGoD Web
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