「人生最大の『選択』はキスマイと舞
祭組に選ばれたこと」横尾渉、宮田俊
哉、二階堂高嗣、千賀健永が笑顔 舞
台『○○な人の末路~僕たちの選んだ
××な選択~』開幕
本作は、鈴木信行著「宝くじで1億円当たった人の末路」(日経BP刊)を原案に西条みつとし、佐藤友治の脚本で2018年にドラマ化、それぞれの人生における選択と、最終的にその人生がどのような末路を迎えることになるのかを描いた「末路ドラマ」として話題となった。本作ではそのドラマの設定を一新して舞台化される。
舞台版では、横尾、宮田、二階堂、千賀の4人を月sideと海sideの2組に分け、さらに月には高橋ひとみ、海には坂田聡を加え、舞台前半では一つの同じストーリーを2組が演じ、後半では月と海が別のストーリーに分岐し、それぞれ異なるエンディングを迎えることとなる。作・演出は西条が務めた。
プロカメラマンを目指している笑原敏幸(えみはらとしゆき/横尾、宮田)と、兄を支えながらバイトをする陽左志(ひさし/千賀、二階堂)は兄弟で二人暮らしをしている。ある日、自宅の1階にあるラーメン屋に、15年前に母親と離婚して家を出ていったはずの父親の姿を見つける。その日二人には、敏幸の被写体モデル候補との面接という用事があった。父親に声を掛けに戻るか、予定通りモデル候補との面接へ行くか……。その「選択」によって、彼らの人生は全く違う「末路」へと進んでいった……。
この日、開幕30分後からの場面を2パターン披露された。まさに月では横尾&千賀兄弟が、海では宮田&二階堂兄弟がそれぞれに異なる「選択」をした場面だった。被写体モデル候補との面接を選んだ横尾&千賀は、モデル候補に付き添っている母親(高橋)の圧にちょっとひるんでいる様が笑いを誘い、一方父親(坂田)に声をかけた宮田&二階堂は険悪な空気となり、両バージョン共にこの後の展開が気になるものとなっており、それぞれ結末まで観てみたくなる衝動に駆られた。また、これまで様々な舞台に出演してきた4人だが、キラキラしたアイドルから脱皮して落ち着きのある立派な大人の俳優に成長したことを強く感じさせていた。
本作について、「感動あり笑いありの芝居なんです」と千賀が口を開くと「そうなんです!」と宮田と二階堂がユニゾンでうなずく。今回公開された場面の「その先」が気になるという声に横尾が「ここからどう(話を)回収するかが見どころでしょうね」と冷静に分析していた。
横尾はこの中では最年長ということで、今回のキャスティングについて「誰が来ても僕はお兄ちゃん役ですが、千賀と二階堂のどちらかを弟に選ぶなら……二階堂とのほうが兄弟感はあるだろうけど、あえて千賀とやるほうが面白いかなって。千賀と宮田は『DREAM BOYS』で、僕と二階堂とは『銀河英雄伝説シリーズ』で、関ジャニ∞の村上(信五)くんの舞台でも千賀と二階堂が組んでいて、さてやってない組み合わせは……ってことから決まったんじゃないかなあ」と想像を膨らましていた。
アーティスト
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