コレサワ、全曲失恋ソング。でも明る
くてポップ
コレサワ、全曲失恋ソング。でも明るくてポップ
──ミニアルバム『失恋スクラップ』が出来あがってみて改めて思うことは?
コレサワ:このアルバムは、失恋の曲を集めたんです。重いアルバムになるのかなと思ったんですけど、そうならなかったな、と。自分が好きだった人にアレンジをお願いしたり、私は出逢いが多くて、すごく嬉しかったですね。
──失恋ソングが出てくる環境だったっていうのはある?
──今作では、本当にいろいろな方と一緒に制作されてますね。サウンド的にもすごくバリエーションがある。
コレサワ:そうですね。私とキャラもフィールドも違う人たちばかり。でもすごくリスペクトしてる人達ばかりなんですよ。例えば、Helsinki Lambda Clubは、男の人の女々しさを感じる歌詞だったり、エネルギーを感じる楽曲ばかりで、前からとても好きだったし、いつかはアレンジしてもらいたいなというのがあったんです。
──「Day by Day」について、Helsinki Lambda Clubの方は、何かおっしゃってましたか?
この人を幸せにする
──「Day by Day」の<私が幸せにしたかった>ってフレーズが印象的でした。これってコレサワさん含めて、周りの方はそんなこと言ってます?
コレサワ:これは結構、私の個人的な気持ちが入った部分なんですけど。今のご時世、お金持ちの人と結婚したいとかいろいろあると思うけど、私は女の子が男の子を幸せにするっていう考え方がいいなと思ってるんです。
──なるほど。大きい違いですよね。例えば、その恋愛が終わっても、自分の人生があるっていう意志が見えてくるというか。
──いえいえ。自分の生活の中で、恋愛はどういうポジション?
コレサワ:私、結構、恋愛がすべてなんですよね(笑)。
──え、そうなんですか(笑)。
──両方か!両方、欲しいのか(笑)。
──でも誰でもそうだと思いますよ。さて、話を戻しましょう。今回の作品は、先ほどおっしゃったように、失恋がテーマ。一般的には、失恋って、ナイーヴ、ネガティヴ、あとサウンド的にはどうしてもバラード……ってイメージがあるけど、このアルバムは印象がまったく違いますね。
どちらかといえばパンク
──そういう意味では、すごく斬新なアルバムだと思ったんです。そこで、コレサワさんの失恋のイメージを伺いたいな、と。
最後の彼女になりたかった 歌詞 「コレサワ」
https://utaten.com/lyric/mi19120322
──その強さを、例えば……キュートだとか感じることはあります?
──なるほど。
悩むなんて辛気くさい
──はははは(笑)。自分の身に起こったいろんなことを糧として受け入れる……みたいな意識があるんでしょうか?
──あぁ、なるほど。半分、開きなおりに近い。
理想の男性像?
──3曲目の「恋人失格」はセルフカバー。男性目線での歌詞ですが、これはどういう気持ちで書きました?
コレサワ:願望ですね。自分の彼氏にはこういう態度でいて欲しいとか、こういうこと言って欲しいとか。特にお菓子食べてる時に食べ過ぎって言われるよりも、笑ってみていてくれる方がいいなとか。
──実際にこういう人が現れたら、本当に好きになりそう?
──あぁ、わかります。肌が触れることを想像できない人とは、いくら気が合っても恋愛対象にならないってパターンあります。あと、ご飯を一緒に食べたりするとわかるかも。
恋心は生きている
──しかし、どうして、人間は恋愛に翻弄されるんでしょうね。頭ではわかっているけど、心がついていかない……みたいな状態が、多々ありますし。
──なるほどなぁ。自分とは別の生き物だから、自分でコントロール出来ない。それが恋心、か。
コレサワ:そう。だからやっかいだし、こんなに曲が出来ちゃうんだと思うんですよね。その恋心がいつか終わる日も来るし、逆に愛に変わる日も来るから。
──それを断ち切るのか、一緒に生きていくのかって選択して決めることで、前に進めるってことなんだろうね。
「気持ち」を提供したい
──このアルバム聴いて、失恋するの、怖くないなっていうか。嫌なことじゃないなって思うことが出来たかもしれません。
センチメンタルに刺された 歌詞 「コレサワ」
https://utaten.com/lyric/mi19111821
──なるほど。そっか、気持ちの共有じゃなくて、気持ちの提供、か。コレサワさんの今回のアルバム聴いて、共感の強要がないのが、すごく個人的には心地よくてフラットに聴くことが出来る作品で、素晴らしいなと思ったんです。
コレサワ:前は共感についてめっちゃ考えたんです。経験したことがある人が聴いた時に共感できる曲を……って思って作ってたんですけど、最近は経験したことが無い人も、経験した気になるような曲の方がいい曲なんじゃないかって思ってきていて。
──へぇ。それはあまねく人にもっと聴いてもらうためには……って気持ちもあった?
──2020年3月からスタートするツアーも決まってますね。
TEXT 伊藤亜希
PHOTO 愛香
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