ユニコーン “100周年ツアー”完走
、2020年4月に“100分づくし”の映像
作品をリリース

ユニコーンが“100周年(※)”を記念して2019年4月から行なってきた計50公演におよぶ全国ツアー『100周年ツアー“百が如く”』が、12月17日、大阪フェスティバルホールでファイナルを迎えた。
「100周年だから」という理由で、各地で100分ジャストのステージを展開した今回の全国ツアー。日本武道館2Days公演をはじめ、47都道府県制覇となったバンド史上初の奈良公演、唯一の2マンライブとなったMONGOL800との沖縄公演、川西幸一が還暦を節目に赤く生まれ変わった尼崎での誕生日公演、リーダーABEDONの地元・山形で57年続いたホールの最終日公演など、逸話の枚挙に遑がない。
最終日となった大阪フェスティバルホール公演は、冒頭のABEDONと奥田民生による「来ましたよ、最終日が!」「永遠に来ないと思ってた!」「本当にそう!」というMCに表されるように、遂に50公演目となるゴールに辿り着いた感慨深さが爆発したステージに。初日と比較すると同じ演奏曲はたった2曲だけという進化し続けたツアーは、ABEDONの「ユニコーンのコンサート“百が如く”、全て、終了しましたー!」という叫びと共に、今回も100分ジャストで大団円を迎えた。
ユニコーン 撮影=三浦憲治/チームライトサム
また終演後には、同じツアータイトルながら、まるで別ツアーのように内容が異なる「日本武道館公演(100分)」と「大阪フェスティバルホール公演(100分)」、更にメンバー5人による100周年イヤーの軌跡を追った「100分のドキュメンタリー映像」までがコンパイルされた3枚組映像作品リリースも発表。彼らの“100周年”が凝縮されるであろう“100分づくし”の作品の続報も楽しみにしていよう。
※ユニコーン100周年
「ユニコーン再始動10周年」+「川西幸一・還暦(=60周年)」+「現メンバーになって初のアルバム『服部』リリース30周年」