MISIAジャッキー・チェン生誕60周年
コンサートで夢の共演

4月6日(日)に中国・北京にて行われたジャッキー・チェン主催の日中友好を願うチャリティーイベント「2014 Jackie Chan Peace, Love and Friendship Concert」に、日本を代表して出演した。このイベントは昨年中国・杭州で行われたジャッキー・チェン「愛・平和・友情」コンサートに続く、ジャッキー・チェン誕生60年のお祝いを兼ね、ジャッキー長年の夢であるエンターテイメントを通して国境を超えるこころみ、世界が一つになるワンハートプロジェクトの第2回目となっている。
今回は中国政府からジャッキー本人に日本人アーティストを招待する許可が下りた。ジャッキー、MISIA、そして他出演アーティストらの協力と理解を得ながら、懸念されていた国際情勢を乗り越え、日中の未来の懸け橋となる第一歩を築いていきたいという願いが込められたイベントとなった。

ライヴ前日のリハーサルでは、ジャッキー自らMISIAのステージ演出にアドバイスを行うなど、友好ムードのなか当日を迎えた。ココ・リーやEXO、ラン・ラン、ワン・リーホンなど名だたるアジアの大スター達に並んで日本代表のMISIAは、自身の代表曲である『Everything』と東日本大震災復興支援応援メッセージ・ソングとして2011年に発表した『明日へ』を披露、日中友好の願いとともにジャッキー・チェンの60回目の誕生日を祝った。
『明日へ』のラストサビでは北京語を織り交ぜた歌詞と、そのロングブレスに、MISIAの歌の実力を初めて目の当たりにした観客も大熱狂、会場が歓喜の声に包まれた。さらにMISIAのステージの最後にはジャッキーが登場し、MISIAとジャッキーで北京語のMCを披露し、会場をさらに沸かせた。コンサートのラストは出演者全員で『WE ARE THE WORLD』を合唱。出演者たちが万国旗を手に熱唱する姿は、エンターテイメントを通して国境を超えるこころみ、世界が一つになるワンハートプロジェクトを象徴するシーンとなった。ジャッキーを中心にステージで歌う出演者と、それを見守る約12000人の観客の心が一つになった瞬間だった。

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