「キングダム」第3シリーズ、20年4月
放送決定 原作者監修のもとスタッフ
一新

 原泰久氏の大河歴史漫画を原作とするテレビアニメ「キングダム」の第3シリーズが、2020年4月からNHK総合でスタートすることが決定した。
 「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)で連載中の原作は、既刊累計4500万部を超える人気作。500年以上の長きにわたって動乱が続いた春秋戦国時代(紀元前770~221年)の中国大陸を舞台に、大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信(CV:森田成一)と、後に秦の始皇帝となる若き王・えい政(福山潤)の数奇な運命を描く。テレビアニメは第1シリーズが12年~13年に、第2シリーズが13~14年に放送された。
 第3シリーズではスタッフを一新。原氏による監修のもと、「キングダム」史上最大規模の戦いとされる「合従軍編」が描かれ、秦国の王都である咸陽(かんよう)へと迫る合従軍の猛威に秦国が立ち向かっていく。原氏は「実に5年半ぶりとなる今回の新シリーズでは、制作陣のスタッフィングから僕も携わらせてもらい、まったく新しいチームでの始動となりました!! 現在、絶賛制作進行中ですが、脚本、作画、音楽、どれを取ってもみなさんの期待に応えられるアニメーションになると思います」と手応えを明かし、原作「合従軍編」の人気のキャラである楚の大将軍・汗明(かんめい)が、第3シリーズを告知する描き下ろしイラストを公開している。

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