手塚治虫の名作「どろろ」の主人公「
百鬼丸」を描いた曲の歌詞を解説
手塚治虫の名作「どろろ」の主人公「百鬼丸」を描いた曲の歌詞を解説
※今回の記事に「どろろ(2019版)」に関するネタバレは一切ありませんのでご安心ください。
「どろろ(2019版)」について
今回の歌詞の解釈は、「どろろ(2019版)」を観ていない方にはちょっと理解が難しいかもしれません。
どろろの主人公百鬼丸の激しさと寂しさを唄った曲
火炎
“魔物たちとの戦いは終わったが、この火炎のように燃え盛る情熱は、いつか終わる、いや終わらせなければならない…。”という百鬼丸の願いと苦悩が感じ取れる出だしです。
火炎 歌詞 「女王蜂」
https://utaten.com/lyric/ma19012204
“すでに作り物の手足で自由に物に触れて動き回れる…。 目が見えず、口が聞けずとも、人とのコミュニケーションは取れている…。”
自分には魔物を倒さなければならない理由がある、という欲望に似た使命感が常につきまとっているのです。
火炎 歌詞 「女王蜂」
https://utaten.com/lyric/ma19012204
百鬼丸の苦悩は続きます。
“まだやめることはできる…。しかし気持ちはただただ暑く燃えていくだけ…。行くのであればかなりの覚悟が必要だろうけど…でもそんなに悪く無いと思う。もっともっと燃えたぎって、魔物をすべて倒してやる!”
そんな、百鬼丸の決意が見えてくる部分です。
間奏は長い歌詞で火柱が舞う火炎を表現
https://utaten.com/lyric/ma19012204
ここのラップ調の8行の歌詞は、一語一句にはとくに深い意味はありません。この8行でタイトルの"火炎"という言葉を表現しているのでしょう。
戦いに対する苦悩から愛情に対する苦悩に変わる
火炎 歌詞 「女王蜂」
https://utaten.com/lyric/ma19012204
おそらく、物語に登場する一人の女性のことを表現しているように感じます。ここでいう「僕ら」とは百鬼丸とその女性のことです。
実際、オープニングで『火炎』が流れる映像に、この女性も登場しています。
アニメのストーリーと融合した歌詞
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