理想の恋ここに有ります!moumoonの
『moonlight』
理想の恋ここに有ります!moumoonの『moonlight』
この男女ユニットmoumoonの『moonlight』という楽曲。この曲は2010年の、イオンから発売された満月ロゼというワインのキャンペーンソングに使われていたのだが、2018年にリリースされたmoumoonの『autumn moon−sentimental−』に収録されている。
歌詞を“月明かり”というタイトルになぞらえながら聴いてみると、ワインの似合う大人の為の恋ウタなのだ。月明かり、ワイン、恋の始まりにしかない甘い甘い緊張感と幸福感。
恋は何度しても新鮮で懐かしいもの。
moonlight
https://utaten.com/lyric/jb71010119
お酒って、ちょっとした媚薬だと思うんです。特にふわふわと、火照った顔に夜の風が心地いい位のほろ酔い。それは、抜群に恋に効く。それなりに大人だったら、1回くらいはあるはず。酔うと、どうしてか声を聴きたくなる人が心に浮かんで離れなくなる事。
そんな時に実感する「君を深く知らないけど、ずっと前から好きだったんだ」って。
大人になったのだから、恋に夢中になってる場合じゃないって言う方が良いかもしれない。学生時代の様に、全てに夢中になれる自由が大人にはない。その代わり、自分がすべき事をこなして得たものの中でなら自由になれる。
だから、時間を自分のために使いたいと言う欲が恋愛欲を上回っている時がある。そんな時にちらつくときめきには、思わず「ゆっくり」「じっくり」…後回しにしがち。
そんな心情の中で、大人の自由であり、恋の媚薬でもあるお酒を呑むと、不思議と心が開放的になる。その相乗効果で、普段あえて意識しない様にしている事だろうと何であろうと、本当は気になっている事が心にふわりと浮かんでくる。そして、その事に対して本音で向き合える。
“好き”って気がついてしまったからにはもう、未来の自分に期待して胸はワクワクで高鳴る。そして、久しぶりの恋。ドキドキと緊張に「ざわめく気持ち」が交互にやってくる。それは「なぜか懐かしい」。
月にかける恋の願いは、やっぱりHappy Ending
https://utaten.com/lyric/jb71010119
そして、何度も変わらずに繰り返される月のサイクルは「nostalgic」。誰の心にも、恋は始まり満ちていくものです。その喜びは、恋の相手も同じはず。そう思うと“会いたい”気持ちが募るもの…でも、今日は一人きり。寂しさで一杯の時には、空に浮かぶ月を見上げる元気はちょっと出にくいもの。
「胸がきゅんと切ない」日も「出逢えただけで」“最高だ!”って想う喜びの日も、何度も繰り返して来たから「全ては運命の導くままに」と思える。だから、街明かりはすぐに飽きてしまう。
結論は、あなたの中に
どうしてその「次の世界」が「Happy Ending」だと思うのかというと、それは、恋のワクワクもジグザグも「ゆっくり」「じっくり」女性が自分の中でしっかり楽しめているから。
TEXT 後藤 かなこ
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