クレイジーケンバンド ライブハウス
ツアー『ハワイの夜 2019』地元横浜
で熱狂のファイナル、公式レポ到着
クレイジーケンバンドが6月30日(日)にYokohama Bay Hallで開催した『ハワイの夜 2019』ツアーファイナル公演のオフィシャルレポートが到着した。
6月20日、マイナビBLITZ赤坂からスタートし、東名阪5箇所を回ったクレイジーケンバンドのライブハウスツアー『ハワイの夜 2019』が6月30日、地元横浜でファイナルを迎えた。
ソールドアウト満員となったYokohama Bay Hall、メンバー全員アロハシャツを纏いトロピカル感満点の中でスタート。今年はCKBの2ndアルバム『goldfish bowl』発売20周年ということで、アルバムの曲順と同じく「金魚鉢」「昼下がり」からスタートし、早くもオーディエンスはCKBワールドへ導かれた。5曲目には「goldfish bowl」からツアータイトルにもなっている「ハワイの夜」を披露。ハワイと言えば、来年7月クレイジーケンバンドは毎年淡路島と箱根で行われるイベント『ヨコワケハンサムワールド』をハワイ・ホノルルで開催することが決定している。そのハワイヨコワケハンサムワールドを今から楽しむようなムーディな会場の雰囲気となった。こうして2ndアルバム『goldfish bowl』リリースから20年を経て熟成された楽曲はあらためてライブで聴くとその内容は実に思惟的であり、当時からクレイジーケンバンドのカラーがしっかりと完成されていた事に気づく演奏であった。
クレイジーケンバンド 撮影=本多亨光
程よく会場が温まったところで、8月7日にリリースが決定したニューアルバム『PACIFIC』から3曲を披露。ボーカルの横山剣は「生演奏で新曲をやるのは慣れないから、こういうのは早めにやって早めに片づけていつもの調子に戻します。こっからの3曲はかなりの初心者マーク」と、曲解説を含め実演した。新曲を耳に焼きつけようとするオーディエンスは次第にノリノリとなり、ニューアルバムへの期待感が高まるように感じた。
中盤から後半にかけても夏らしいナンバーを連発し、「HONOLULU BBQ」ではさらにハワイムードが爆発。ライブ定番のお客さんから直接リクエスト曲をもらい、その場で演奏する“リクエストコーナー”や、こちらもお馴染みの“ハマのギター大魔神小野瀬雅生ショウ”のコーナーを経て「Shock HAWAIIAN Shock」「GOING TO A GO-GO」などアップテンポなナンバーで会場は一気にヒートアップ。ラストは'02年のスマッシュ・ヒット「GT」で最高潮を迎えた。
クレイジーケンバンド 撮影=本多亨光
アンコールも含め、あっという間の2時間のライブは残尿感も感じるが、湿度も温度も興奮度も高めのCKBお得意の夏ナンバーが炸裂し、まさにリアルな「ハワイの夜」を体感したライブとなった。
クレイジーケンバンドは、今後8月7日にニューアルバム『PACIFIC』を発売し、8月末から全国ホールツアーが予定されており、全25公演を行う。
クレイジーケンバンド 撮影=本多亨光
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