唯我独尊、NAHAVAND。Gotch&mabanu
aプロデュースで飛躍したサウンド、
絶対的な確信を語る。

<傲慢すぎる俺の才能>、<偉そうにすんな 俺をミスチルかB’zと思え >ーー実に痛快だ。NAHAVANDのアルバム『Vandalism』には「言いたい事」が詰まっている。ここに綴られているのは歌い手の半径1mのリアルであり、一人称は「俺」、他でもないオマエに訴える音楽だ。まだNAHAVAND(ニハーヴァンド)と聞いてもピンと来ないリスナーは多いはずだが、自信を持って紹介したい。彼らは一言で言えば鎖を食いちぎった獣であり、トラップやエモラップ、ロックンロールを結び付け、粗暴で暴力的なラップを聴かせるふたり組である。それでいて音にはどこかポピュラリティがある。それもそのはず、プロデュースはあのGotchとmabanuaだ。成功に飢えた音楽が出てきた。これが嘘のない音楽だ。
俺は
の「Look At Me!」みたいな暴力的な音も好きだけど、今回のアルバムはそういうものにはしたくなかった。自分達が作るアルバムを、J-POPの並びにあってもおかしくないようなアルバムにしたかったんです。
ー凄くハッキリと言うと、それはアンダーグラウンドでくすぶっているようなバンドでいるのではなく、大きい舞台で勝負したいっていう気持ちの表れですか?

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