全米アルバム・チャート、カリードが
初の1位

今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、R&Bシンガー、カリードのセカンド『Free Sprit』が初登場で1位に輝いた。デビュー・アルバム『American Teen』(2017年)はロングラン・ヒットとなりダブル・プラチナを獲得したものの最高位は4位、2018年発表のEP『Suncity』は8位で、アルバム/シングル両チャートにてこれがカリード初の全米No.1となった。
初週20万2,000ユニットを売り上げ、アリアナ・グランデの『thank u, next』(36万ユニット)、ビリー・アイリッシュの『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』(31万3,000ユニット)、バックストリート・ボーイズの『DNA』(23万4,000ユニット)には及ばなかったが、男性ソロ・アーティストとしては現時点、2019年最大のウィークリー・セールスをマークした。

先週トップだったビリー・アイリッシュのデビュー作『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』は2位に後退。3月31日に銃撃され死亡したラッパー、ニプシー・ハッスルの『Victory Rap』が先週の2位から3位に1ランク・ダウンした。

今週は1位のカリードほか、サラ・バレリスの6枚目のスタジオ・アルバム『Amidst The Chaos』が6位、カントリー・デュオ、ブルックス&ダンの11年半ぶりのアルバム『Reboot』が8位に初登場している。

Ako Suzuki