刀剣男士、今年を漢字一字で表すと「
刀」 山内惠介とのコラボは「厳しい
合戦になる」

紅白歌合戦のリハーサルに登場した刀剣男士

 大みそか恒例の「第69回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが29日、東京都内で行われ、企画コーナーに初出場する刀剣男士が囲み取材に登場した。
 刀剣男士は、ユーザー数450万人を超える大人気PCブラウザ・スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案としたミュージカル『刀剣乱舞』で活躍中のグループ。紅白歌合戦には、これまでに同作に出演してる19振りが登場し、「刀剣乱舞~出陣!紅白歌合戦~」を歌唱する。
 三日月宗近(黒羽麻璃央)は、詰め掛けた報道陣を見て「こんなにたくさんの関係者に囲まれるのは初めての経験だから緊張している」と本音をこぼすと、今回の“出陣”について「今回は19振りで、これはわれわれもどういう戦いになるか楽しみにしている」と語った。
 さらに、三日月宗近は今年1年を、「始球式もやらせてもらうという東京ドームでの合戦もあり、紅白歌合戦という平成最後の合戦もあり、われわれとしては非常に幸せだ」と振り返った。そして、今年を漢字一字で表すと何かを聞かれると、刀剣男士は「刀」と声をそろえ、会場を沸かせた。
 紅白では、山内惠介と「さらせ冬の嵐」でのコラボレーションも実現し、小狐丸(北園涼)と大和守安定(鳥越裕貴)、陸奥守吉行(田村心)、堀川国広(阪本奨悟)、長曽袮虎徹(伊万里有)、膝丸(高野洸)の6振りがステージに花を添える。小狐丸は「一緒に舞い踊れるということはとても幸せです。時間遡行軍が襲ってくる中、山内さんを守らねばならないので、非常に厳しい合戦になると思います」とコメントを寄せた。
 最後に、恒例の「一句」を求められた和泉守兼定(有澤樟太郎)は、考え抜いた末に「紅白で 伝説残すぜ 全員で」と俳句を披露して会場を盛り上げた。
 番組は、NHK総合で12月31日午後7時15分から放送。