無印良品の企画展『民具 MINGU展』が
、六本木・21_21 DESIGN SIGHTで開催

東京・六本木にある21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて、2018年12月14日(金)~ 2019年1月14日(月・祝)まで、『民具 MINGU展』が開催される。
渋沢敬三によって昭和の初期につくられたことば、「民具」。それは、長い時を経て庶民の日常を支えた生活道具を指している。必要に駆られ、知恵と工夫がそのままかたちになった道具。手から手へ引き継がれた無駄のないかたちは、自然と共存する日本のくらしの原風景を感じさせる。
その後、産業の構造が大きく変化し、次々と新しい素材が開発され、生産技術、流通が進化する中で道具も多種多様になった。その一方で、使い手としての生活者の立場に立ち、商品のあるべき原点を今一度見直そうと生まれた無印良品。その佇まいは、現代の民具になり得ているだろうか。民具と無印良品双方の展示を通して、その問いの意味を考えるような企画となっている。

アーティスト