アンダービースティー、暴れ騒ぐ観客
たちと重低音轟く音の中で誓いあった
ワンマンライブ!
アンダービースティー、暴れ騒ぐ観客たちと重低音轟く音の中で誓いあったワンマンライブ!
「羽ばたけ願う未来があるなら」。アンダービースティーが暴れ騒ぐ観客たちと重低音轟く音の中で誓いあった、光輝く場所を守り続ける約束。
11月13日(火)、TSUTAYA O-EASTを舞台に、アンダービースティーが通算6回目となるワンマン公演「UB ARCADIA~アンダービースティー 6th ワンマンライブ~」を、生バンドを従えて行った。
今年2月に行った新宿ReNYでの単独公演をソールドアウト。その実績を買われてとはいえ、彼女たちにとって今回のTSUTAYA O-EASTは、ワンマンライブとしては最大のキャパシティへの挑戦。発表の日から彼女たちは、公演の成功を目標に走り続けてきた。結果、会場には700人を越す人たちが来場。終始、熱狂を作りあげていった。
【写真をみる】初々しい2周年のアンビス
凄まじい勢い 魂が震えだす
ゆっくりと開いた幕の内側から姿を表したメンバーたち。7人は、凄まじい勢いで走り出した音を背に、凛々しい姿で『This is UB』を歌唱。横一列に隊列を成し、彼女たちは荒ぶる音の刺激を、高鳴る歌声を介しフロアー中へ響かせた。沸き立つ気持ちを歌声へ託す7人。その姿に触発され、魂が震えだす。
ノンストップで叩きつける轟音
冒頭から一切演奏を止めることなく、轟音渦巻く中へ熱狂を描き出すアンダービースティー。序盤からそこには、互いの気持ちを鼓舞する凄まじい戦いが描き出されていた。
妖しく煽動、挑発的なパフォーマンス
両手を高く掲げ、手をクロスしながら打ち鳴らすメンバーたち。あらゆるタブーをぶち壊すように、彼女たちは『taboo magic』を歌い、妖しく煽動。サビでスカートの裾をなびかせ歌い踊る姿も、挑発的だ。気持ちは感情のストッパーを壊して騒ぎ続けるが、視線は、彼女たちの一体化したパフォーマンスをしっかり瞼に焼き付けていた。
【MVをみる】踊るアンビス「love pain」
「最高の忘れられない夜にします。UB ROCKを齧り尽くしてください」 (植竹優亜)の声を受けて飛び出したのが、『deformoon』だ。沸き立つ血潮を、拳と絶叫と手拍子に変え舞台上へ全力でぶつける観客たち。彼女たちも沸き立つ闘士を滾らせ、その熱を強い眼差しと歌声に乗せぶつけていた。
重厚な黒い衝撃と情熱的な赤い衝動を重ね合わせ、アンダービースティーは『occult propose』を通し、観客たちへ熱狂という接吻を求めてゆく。彼女たちの激情した黒いプロポーズを受け、興奮のあまり絶叫と熱狂に溺れる観客たち。互いに感情と感情をぶつけあう、この瞬間がたまらなく刺激的だ。アンダービースティーの示した熱い告白を、誰もが全力で受け止めていた。
着替えを終えたメンバーたちが織りなす後半戦は、ふたたび激しく挑発的な楽曲から始まった。同期も噛ました荒ぶる演奏の上で、彼女たちは子猫のような仕種も交えた踊りを見せ、妖しく挑発。視線は彼女たちの可愛く舞い踊る姿へ惹かれながらも、身体は暴れずにいれない。
「ここから新しい世界へ、私たちが作り上げる理想郷(ARCADIA)へ連れていくので、みなさんついてきてください」(植竹優亜)。
その声を合図に、アンダービースティーが連れ出した新しい世界。それは、黒い輝きと胸を焦がす赤い情熱を抱いた熱狂の舞台。誰もが、彼女たちの歌う『new journey』へ飛び乗り、高く拳を突き上げ、荒ぶる声を上げていた。「さあ、生き急げ」の言葉通り、熱く火照る気持ちのまま、とことんまでイキきろうじゃない!!
アンダービースティーは自分たちの未来を指し示すように、「大切な仲間と一緒ならどこへでも行けるよ」と『スポットライト』を歌いだした。これは、彼女たちを照らす僕ら自身の歌。そして、一緒に未来へ歩み続けようと誓いあう約束の歌。輝きの中、真っ直ぐに手を差し伸べ「スポットライト全て照らすから」と歌われるたびに、僕らは光の中、きらめくその手をつかもうと心の手を彼女たちへ伸ばしてゆく。一緒に光の中で解け合えるこの瞬間が、たまらなく好きだ!!
5枚目のシングルリリースを発表
アンコール前に、アンダービースティーは2月6日に5枚目の両A面シングル『ROCK ALIVE/ARCADIA CAT』をユニバーサルミュージックよりリリースすることを発表。その報告を受け継ぐように。何より、「これが、アンダービースティーとして進み続ける意思!!」と宣言するように、彼女たちは『ROCK ALIVE』を熱唱。「輝き続けろ」と歌うこの楽曲は、これからのアンダービースティーのアンセムになっていく??。エレクトロでエッジ鋭くラウドな、これぞ新しいアンダービースティー流の激烈ダンスロックナンバーの誕生だ。
ここで、メンバー一人一人が今の心境を届けてくれた。
「アイドルを続けるってすごく大変なことも多くて、アイドル活動をあきらめたこともありました。でも、アンダービースティーと出会い、加入させていただいて本当に幸せです。でも、入ったからには居ても居なくても変わらないメンバーにはなりたくないです。みなさんの一番の推しになりたいです。それくらいの覚悟を持ってステージに立っています」
<神谷美緒>
「今日は全部自分をぶつけられたワンマンライブが出来たと思います。わたしは歌もダンスもまだまだで、自分の理想のアイドルとしてもまだまだですけど。これからも沢山の人たちと出会って、沢山の思い出を作りながら、これからも一緒に進んでいきたいです」
<長瀬夏帆>
「わたしはポンコツですけど、もう5年目に入るのでポンコツとか言ってられないと心から思ってるんですけど。でも、生まれつきポンコツなんで、どうしても完璧にできないこともあります。でも本当に音楽が、ロックが好きで、アンダービースティーとして毎日ライブできる日々が本当に幸せだと思っています。これからもアンダービースティーとして大好きな楽曲をみんなに届けられるように頑張っていきます」
「わたしやアンビスのことを好きでいてくれるみんなのことが、わたしは大好きです。でも、アンダービースティーのメンバーである以上可愛い姿だけではなく、恰好いい姿も見てもらいたいなと思い、今日のライブに挑みました。みんなとの距離が大好きなので、これからも離れたくないと思います。今日観た景色は絶対に忘れないので、これからも凛音茜のことを好きでいてください」
<春乃友夢>
「わたしは歌が大好きで、歌いたくてアンダービースティーに入りました。アンダービースティーがなくなってしまったら、わたしはすべてを失うと思っています。それくらいアンダービースティーが大好きだからです。だからこそ、わたしはこの場所を守り続けたいと思いました。この先何が起こるかわからないからこそ、わたしはアンダービースティーを守るという言葉を使いたいし、もっともっと大きなところでみなさんといろんな景色を作ったり夢を叶えていきたいし、この場所を守っていきたいです」
「わたしはアンダービースティーの中でお笑い担当としてやらせていただいてるんですけど、この可愛くてロリな笑顔のキャラクターの裏には、悔しいことや苦い思い出もたくさんあります。だけど、笑顔でいられる理由は、みんなが素敵な景色を見せてくれたり、ずっと側にいてくれるから。それがあるとわたしはずっと笑顔で立つことができます。今日は笑顔の恩返しが出来ていたらいいなと思います。わたしはこれからもずっとみんなの前で笑顔で居続けます」
「約5年間の中、いろんな方が、いろんなタイミングで私たちを知ってくだされば、みんながいるから、今日ここに私たちがいます。でも、私たちのことを何も知らなくても無条件に楽しめるライブを今日は目指してやってきましたし、これから私たちが目指すところはそういうところじゃないかと思います。みなさんが純粋に楽しめる最高のエンターテイメントを追い求めていきたいし、きっとみなさんとなら狭き道も一緒に進んでいけると思っています。これからも一緒に道を切り開いていきましょう」()
最後にアンダービースティーは無限大に広がる未来へ向け、仲間たちとこれからも一緒に進もうと約束を交わすように、『happiness to you!』を会場中の人たちの胸に響かせた。彼女たちは、「最後に一緒に笑えばいい」と歌いかけてきた。
TEXT:長澤智典
『UB TRY』
『Black Jet』
『GET LOVE』
『taboo magic』
『beast』
『deformoon』
『occult propose』
『ARCADIA CAT』
『Breaking Now』
『last scene』
『new journey』
『raven』
『TOKYO monster』
『スポットライト』
『fadeless』
-ENCORE-
『ROCK ALIVE』
『happiness to you!』
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