SKY-HI、3年連続となるライブハウス
ツアーが開幕 金子ノブアキとの新曲
「illusion」をライブ初披露

SKY-HIが、今年で3年連続となるライブハウスツアー『Round A Ground 2018』を10月5日に北海道・小樽GOLDSTONEで初日を迎えた。
このツアーはステージ上にSKY-HIとDJ Jr.の2人だけという最小限のメンバーで、シンプルだからこそダイレクトにSKY-HIを体感できるライブとなっている。会場中の定番となったラジオ『RADIO Marble』が終わりDJ Jr.がステージに登場。DJプレイで会場を盛り上げると、エアホーンに呼ばれるかのようにSKY-HIが登場すると大きな歓声が上がった。
SKY-HI
今年の夏にフリーダウンロード配信をしたアルバムのタイトル曲「Free Tokyo」からライブがスタート。「So What?」「Name Tag」「何様」「The Story Of “J”」など、今年発表した楽曲を中心にオープニングから7曲を立て続けに披露。「F-3」ではファンに ”休ませねぇぞ!” と自らドラムスティックでPAD叩きお客さんを煽ると、そのまま「Critical Point」で会場をさらに盛り上げていた。
MCで 「クラップして一緒に盛り上がっちゃって良い?」と挨拶すると、そのままギタリストMIYAVIと共演した「Gemstone」、ファンには馴染みの「Limo」、そして10月3日に配信開始した新曲で金子ノブアキとの共演「illusion」をライブで初披露。次いで「Stray Cat」では、Looperという機材を使いその場で様々な音を作りながら歌い、また「Bitter Dream」でアコギを掻き鳴らしながらの弾き語りを魅せていた。
SKY-HI
後半に入ると「フリースタイルダンジョン(番組)でSKY-HIを知ってくれた人のために」と「Welcome To The Dungeon」「Enter The Dungeon」「Turn UP」の3曲で会場はヒートアップし、さらに「Double Down」で最高潮の盛り上がりになった。
次のブロックではSKY-HIは鍵盤を叩き、お客さんはクラップしながら、会場全体で作ったビートに合わせてフリースタイルでのラップを披露。そのまま”生と死”がテーマとなる楽曲「クロノグラフ」「0570-064-556」でSKY-HIとしてのメッセージを届けていた。
SKY-HI
その後フリーダウンロードアルバム「FREE TOKYO」で韓国のラッパーReddyとコラボした「I Think, I Sing, I Say」を、『MTV VMAJ 2018』で<Best Hip Hop Video>受賞した「Marble」から「Seaside Bound」を、そして「Snatchaway」の歌唱前には2019年ホールツアー​『​SKY-HI TOUR 2019 -THE JAPRISON-』の開催を発表し、北海道のファンと来年の再会を約束していた。
『Round A Ground 2018』ツアーはこの公演を皮切りに12月の東京・豊洲PITでのライブまで、全国15ヶ所16公演が行われる。このまま各地では熱く、そしてSKY-HIというラッパーを体感できるライブが繰り広げられそうだ。