ベー・チェチョル、
医師の日野原重明が詩曲を手がけた
「愛のうた」MV公開

ベー・チェチョル

韓国のテノール歌手のベー・チェチョル(Bae Jae-Chul)が、2ndアルバム『THE SINGER II 愛のうた』を7月18日(水)にリリース。本アルバムに収録されている、2017年7月18日に105歳で死去した医師の日野原重明が作詞作曲を手がけた「愛のうた」のミュージックビデオを公開した。

ベー・チェチョルは“アジアのオペラ史上最高のテノール”と称されヨーロッパでの活躍を期待された矢先、2005年秋に甲状腺ガンに襲われ、声帯および横隔膜の神経を切断。歌声とともに右側の肺の機能を失い絶望の淵に立たされながら、日本での声帯回復手術を受けて奇跡的に復活した経歴を持つ。2ndアルバムの発売日にあたる7月18日は、2017年に105歳で亡くなった医師の日野原重明の命日にあたる。日野原氏は生前、ベーの歌声を“歌を聴いて神を感じたのは初めて”と絶賛し、最晩年には自身でプロデュースしたコンサートを展開。べーはこのアルバムに追悼の思いを込めた。

今作には「アメイジング・グレイス」「アンチェインド・メロディー」など有名曲のほか、「川の流れのように」「長崎の鐘」「もしもピアノが弾けたなら」といったカバーや、日野原氏が作詞作曲した「愛のうた」など全14曲を収録。日野原氏の思いの込められた「愛のうた」は、当初アカペラでレコーディングが行なわれ、今回コーラスをバックに再録音された楽曲だ。ベーは病床の日野原氏を見舞ったおりに、曲終わりの“おくらん”の歌い方の変更を指示されたという。また、ベーと親交があり「もしもピアノが弾けたなら」のオリジナル歌手である西田敏行からもコメントが届いた。

「愛のうた」は、7月19日(木)に東京オペラシティ コンサートホールにて開催される『昇天一年メモリアル&CD発売記念 日野原重明プロデュース「べー・チェチョルコンサート」』でも披露される。圧倒的感動を呼ぶ奇跡の歌声をぜひ体感してほしい。

【西田敏行 コメント】

「ベー・チェチョルの歌声には歓びがある♫ 哀しみがある♫ 希望がある♫ 絶望がある♫ 夢がある♫ 現実がある♫ 出逢いがある♫ 別離がある♫ そして生がある♫ そして死がある♫ 聴く者は、ベー・チェチョルの奇跡の人生を共有する感動の涙が頬を伝う! そしてスタンディングオベーション! 奇跡のオペラ歌手にスタンディングオベーション! 上記のコメントを、捧げます!ありがとう」

「愛のうた」MV

アルバム『THE SINGER II 愛のうた』 発売中

  • COCQ-85421/¥2,778+税
    <収録曲>
    ■CD
    1.アメイジング・グレイス
    2.ダニー・ボーイ
    3.マイ・ウェイ
    4.ゴッドファーザー 愛のテーマ
    5.虹の彼方に
    6.アンチェインド・メロディー
    7.逢いたい(ポゴシプタ)
    8.別れの曲
    9.ねむの木の子守歌
    10.愛のうた
    11.もしもピアノが弾けたなら
    12.ゴンドラの唄
    13.長崎の鐘
    14.川の流れのように



『昇天一年メモリアル&CD発売記念 日野原重明プロデュース「べー・チェチョルコンサート」』

7月19日(木) 東京オペラシティ コンサートホール
<チケット>
S席¥7,000(税込)/A席¥5,000(税込)
※詳細はこちら:https://bit.ly/2NTRJMp

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