アークティック・モンキーズ「新作は
、いつものようなギター・ヘヴィな作
品ではない」

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アークティック・モンキーズが来月リリースするニュー・アルバム『Tranquility Base Hotel & Casino』は、これまでのようなギター主体のロック・サウンドとは異なる作品になっているそうだ。
同作に収録される曲は、もともとフロントマンのアレックス・ターナーによりピアノで制作されたものだという。ギタリストのジェイミー・クックは、英国の音楽誌『MOJO』のインタビューでこう明かした。「ピアノとヴォーカルのみで、ギターはなかったんだ。アルはこう考えていたんじゃないかな。“これはアークティック・モンキーズになるのか、それとも自分は別の場でやるつもりなのか?”って。僕はこうも思った。これは間違いなく、ギター・ヘヴィなアルバムじゃない。いつも通りの僕らってわけじゃない」
ターナーは「これまでやったことがない方法、ピアノで曲を書くよう自分を仕向けた」と話している。「それにより、以前は行くのが難しかったところへ行くことができた」という。
彼らにとって6枚目のスタジオ・アルバムとなる『Tranquility Base Hotel & Casino』は5月11日発売。アルバムのリリース前に、新作のプレビューとなるシングルを発表する予定はないという。
Ako Suzuki

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