ロニー・ジェイムス・ディオのホログ
ラム、修正必須で世界ツアーに遅れ

昨年秋、ヨーロッパでスタートした故ロニー・ジェイムス・ディオのホログラムを駆使した<DIO RETURNS>ツアーが、世界に乗り出す前にホログラムの修正が必要となり、スケジュールに遅れが出ることが明かされた。
<DIO RETURNS>ヨーロッパ・ツアーは2017年12月6日にドイツでスタート。12月21日までに10公演が開かれた。ツアー発表時には、南米、オーストラリア、日本、北米の名も告知されており、ヨーロッパに続き、2018年にそれらの地域で開催されるものと考えられていた。
しかしながら、ディオの奥さんでマネージャーだったウェンディ・ディオは最近、ヨーロッパ・ツアーは成功したものの、ツアーを再開するのは2019年初めになるだろうと、カナダの『The Metal Voice』のインタビューで語った。
「これは最新、とても新しいテクノロジーなので、私たちは需要があるのかどうか知るために、このホログラム・ツアーをヨーロッパで開催しました。ドイツ、スペイン、ブダペスト、ロンドン、ベルギー、オランダを周り、ものすごく歓迎されました。いいテストとなりました。しかし、ロニーの姿を完璧にするためにはいくつかの改善点があります。私はとてもシニカルなんです。もうちょっと彼の顔に手を加えなくてはなりません。目や眉が気になるんです。だからいま、振り出しに戻るところです」
ツアーは「来年初め、再開できるよう願っています。カナダやアメリカで開催するつもり」だという。
Ako Suzuki

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