うた☆プリキャラが誘う名作の世界 
『うたの☆プリンスさまっ♪Shining
Masterpiece Show企画展「Lost Ali
ce」』レポート

東京ドームシティの「Gallery AaMo(ギャラリーアーモ)」にて、『うたの☆プリンスさまっ♪Shining Masterpiece Show 企画展』が、2018年4月15日(日)まで開催中だ。
シャイニング事務所のアイドル11人が、3つの名作に挑む新プロジェクト「Shining Masterpiece Show」のCD発売を記念して開催された本展。展示期間は全3期で構成されており、『不思議の国のアリス』をモチーフとした「Lost Alice」、『三銃士』をモチーフとした「トロワ-剣と絆の物語-」、『赤ずきん』をモチーフにした「リコリスの森」の順で展示される。先立って開催された「Lost Alice」の見どころを紹介しよう。
「Lost Alice」のメインキャストは、チャールズ・リドル〔アリス〕役・四ノ宮那月(CV:谷山紀章)、白ウサギ役・寿 嶺二(CV:森久保祥太郎)、帽子屋役・聖川真斗(CV:鈴村健一)、チェシャ猫役・黒崎蘭丸(CV:鈴木達央)の4名。会場入り口では、音声ガイドアプリ(別途有料:500円)を自分のスマートフォンにダウンロードして、キャストらの解説を聞きながら展示を楽しめる。もちろん、この音声ガイドは新収録となっているので、ぜひとも手に入れてほしい。
本展の音声ガイドアプリ

展示室には、各キャストと一緒に撮影ができるフォトスポットが多数用意されている。こちらは関係者向け内覧会でも行列ができるほどの大盛況だったため、時間に余裕をもって向かうのがオススメだ。また、お互いに撮影し合えるよう、2名以上で訪れるのが望ましいだろう。キャラクターパネルに登場するのは残念ながらメインキャストのみになるが、展示の各所にその他キャストのサインやアフタートークのパネルも設置されているため、こちらも見逃せない。

メインキャスト全員が登場するオープニング映像を鑑賞して、最初のパートは「不思議の国へ」。優秀な兄に対してコンプレックスを抱いている少年・チャールズが、現実世界から不思議の国へと迷い込み、白ウサギと出会うまでを描く。ここでは、白ウサギに扮した嶺二と写真撮影ができるほか、不思議の国への入り口となる“穴”のパネルも、メルヘンでインスタ映えバツグンだ。
続く「へんてこな仲間達」では、おしゃべりな花たちと物知りなイモムシ、そして、神出鬼没で自由気ままなチェシャ猫が登場。ここでは、チェシャ猫のように歯を見せたニッコリ笑顔で撮影するのがオススメだ。
いかれた帽子屋が登場する「自由でおかしなお茶会」では、自分もテーブルについて楽しいお茶会に参加している気分に。また、ラストの「法廷&帰還」では、被告側と裁判官側それぞれの立場を体感できる。
音声ガイド片手に展示を見ていると、まるでキャラクターと一緒に会場をまわっているような感覚を楽しめた。展示ラストで嶺二に「不思議じゃない国に戻っても、僕達との時間を忘れないでね」とささやかれ、会場を出るのがなんだか名残惜しくなってしまったほどだ。
しかしながら、展示室を抜けた先には物販コーナーが。缶バッジやぬいぐるみ、アートパネルといった本展の限定商品がズラリと並ぶ。どれも乙女心をくすぐるデザインで、こちらも見ているだけでホクホク気分になった。
また、東京ドームシティの計6店舗で、本展にちなんだ特製フードやドリンク、デザートも堪能できる。メニューを1品注文するごとに特典ステッカー1枚をゲットできるので、こちらも要チェックだ。
3月11日(日)まで開催された、『うたの☆プリンスさまっ♪Shining Masterpiece Show企画展』のトップバッター「Lost Alice」。現在は、カミュ、来栖 翔、美風 藍らがメインキャストを務める「トロワ―剣と絆の物語―」が開催されている。
(c)早乙女学園 Illust.倉花千夏