ヒュー・ジャックマンを涙ぐませた歌
の力 『グレイテスト・ショーマン』
製作始動前のキアラ・セトルによる「
This Is Me」初披露映像

公開中の映画『グレイテスト・ショーマン』から、主題歌「This Is Me」のパフォーマンスにまつわる舞台裏映像が解禁された。
『グレイテスト・ショーマン』は、『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヒュー・ジャックマンが主人公を演じ、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主題歌賞を受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポールが音楽を手がけるミュージカル映画。19世紀に実在した興行師・フィニアス・テイラー・バーナムとその一座を描いた作品だ。
(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
主題歌で、劇中歌でもある「This Is Me」は、上流社会に受け入れてもらえない現実を知ったバーナム一座のエンターテイナーたちが、ショーの中で輝く自分たちを奮い立たせるように歌う楽曲。ゴールデングローブ賞・主題歌賞を受賞し、アカデミー賞でも主題歌賞にノミネートされている。解禁された映像は、この「This Is Me」をレティ役のキアラ・セトルが初めてマイケル・グレイシー監督やヒュー・ジャックマンらの前で生歌で披露した、ワークショップ・セッションのようすを収めたもの。

2013年にブロードウェイミュージカル『Hands on a Hardbody』で、トニー賞にノミネートされるなど充分な実力を持つセトルだが、マイケル・グレイシー監督によれば、「キアラはマイクの前に出ようとしなかった。僕は言い続けたよ。“リングに出てこないとダメだ。堂々とありのままでいようと歌っているんだから”とね」と、自信のなかったセトルを説得したことを明かしている。セトルは、ワークショップを振り返り、「歌いながらあまりに怖くなって、思わずヒューの手をつかんだ。気づいたら歌い終わってて割れるような喝采を浴びてた」と当時について語っている。映像では、セトルが歌を歌ううちに、力強いパフォーマンスを見せるようになり、その声に圧倒されたジャックマンが目に涙を溜め、セトルの手を握る姿も映し出されている。
映画『グレイテスト・ショーマン』は公開中。

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