稚菜、高橋優の「ルポルタージュ」を
カバー

『あなたの心と逢う』

こんばんは。
さて、今月のコラムの時間がやってまいりました。
今回の119曲目のカバー曲。
高橋優さんの「ルポルタージュ」
ドラマ「オトナ高校」の主題歌。
この曲を初めて聴いた時、かっこいい…!ただただそう思った曲です。
優さんのこういう人間らしい感情を出す歌が昔からとても好きでした。
曲調も歌詞も、私の引き出しには決して無い。
こんな歌を書けたら、歌えたら…そんな事をいつも思います。
だからこそ、今回初めてこのジャンルに挑戦してみました。
新しい私を感じていただけたら、と思います。是非聴いてみて下さい。
ふと何度か直面する想い。
家族、友達、恋人…って、常に会っていなきゃいけないものなのだろうか?
会っていない時に、あぁ何してるかなぁ?ってそう思える瞬間がとても大事なんじゃないだろうか?
そこに色んな気持ちが含まれている。
一緒にそばにいる時だけが全てじゃない。
会わない時間にこそ相手への大切な想いっていうのもある気がする。

私には、なかなか会えない地方の友達や先輩、
東京にいながらも年1会えれば良い方な友達や先輩、
カンボジアで出会った人や友達、現地の人たち。
そんな人たちが沢山いる。
みんなみんな、めちゃくちゃ大事な存在で、会っていないからって疎かにしてる存在じゃない。
この先ずっとずっと、お互いおじいちゃんおばあちゃんになっても付き合っていきたいって、そう思える人と、私は繋がっているつもりだ。
本当に大好きだから。
距離の問題じゃない、心の問題なんだ。

近くにいないと、不安になる気持ちも分かる。
でも、一緒にいない相手が過ごしているその時間も、大切に出来れば…と思う。
たまに会えた瞬間に、いつもの時間にちゃんと戻るから。
あの時から何も変わっていない事に気付くから。
そして、相手のことを今まで以上に、より大切に思えるようになるから。
自分が相手のことを忘れていなかったのと同様に、相手も自分に対してきっと同じ事を思ってくれているはずなんだ。
それがきっと信頼、ってもんなんだと思う。
私は、大切な人とは「信用」じゃなくて、「信頼」を築ける関係性でありたい。
どれだけ離れていたとしても。
離れているからこそ、そばにいないからこそ。
大切な存在への大事な想いって、そんなんで簡単に壊れる様なやわなもんじゃない、と私は思っています。
大事な人を大事にしたいからこそ、誰よりも何よりも、心と心で向き合える存在でありたい。
そんな事を思うのでありました。