【インタビュー】メロディー・チュー
バック1stアルバム『Symphony』は両
極端すぎる能町みね子の作詞曲にCHU
☆MOKU(笑)!
【インタビュー】メロディー・チューバック1stアルバム『Symphony』は両極端すぎる能町みね子の作詞曲にCHU☆MOKU(笑)!
──本当にファンのみなさん、パワーがありますね。2回目は1位になるまで早かったですもんね!
──流石ですね。今回はどの曲で1位を狙って行きたいっていうのはありますか?
──本当、しっかり注目してほしいですね!
1stアルバムはテーマパークのような
──今回「Symphony」は等身大でメロディーさんらしいアルバムとなったのかなと思いますけども、ファーストアルバムが形としてできた感想をお願いします。
──本当にテーマが色々とあって、振り幅の広いアルバムになったかと思うんですけど、曲順はどのように決められたんですか?
──なるほど。から、ボーナストラックが2曲入ってくる感じですね。ボーナストラックの2曲目、アルバム収録曲の最後ですけど、悲しい感じのメロディのバラードを最後に持ってきたのは、ちょっと意外だったりもしました。
──難しそうですよね、この歌を歌うの。
──歌詞の世界観とかも本当に今までにない感じで。
映像もYoutubeとかにあるんですけど、アニメのあったかい感じのかわいらしいPVになっていますね。
──「8階」とか「8時」とか、これは意味があるんですかね?
──へえ!じゃあ、わざと入れているんですね。
はじまりの『Symphony』と『All For You 〜そっと Kiss して〜』
メロディーラインもすごく気に入ってて、AメロとBメロとサビで全然雰囲気が違うんですよ。それもこの曲のいいところかなって思ったりするので。
しっとりとしてオケも最小限でゆっくりなところもあれば、Bメロでは壮大な感じだったり、サビで華やかな感じになっていたり。色んないいところが詰まっている曲に仕上がっています。
──Skitの「Symphony」もいいですね。コーラスが美しいSkitが入っているのがテッパンですもんね!
メロディー:そうですね!これも今回はテーマパーク感をイメージして。
──わかります!なんとかランド感が(笑)!
今回アルバム全体が色んなバラエティがあってテーマパークっぽいなっていうのもあるので、クラシック要素は多い中でも、華やかな感じのSEになってます。
こういう曲を歌えてよかった
メロディーちゃん自身は、タイトルも曲も歌詞もできあがった完成形を初めて聴いたんですか?
──なるほど。ではメロディーちゃんの想いですとか、実体験だとかも詰まった曲っていう感じになっているんですね。そしてとにかくテーマが、重い…。
──確かに、避けがちですよね。やっぱり同世代に向けての等身大なメッセージという意味でも、メロディーちゃんが歌うことがすごくプラスになってるかと思います。
──この曲の主人公ですが、「あの子」っていう対象がいなくなってしまったことをまだ受け入れられてない状態でいるんですよね。
──自分を追い詰めるものや人とかが身近にある人ってたくさんいると思うんですけど、メロディーさんのこれまでの経験ですとか、ご自身の思いも含めて、改めてこの歌詞をどういうふうに伝えていきたいか聞かせてください。
「天敵」とか「闇」とか「街」とか人によって自分を追い詰める対象って色々あると思うんですけど、自分のことに当てはめて聴いてもらえたらいいかなと思います。
──メロディーさんご自身は“逃げてよかった”とか、この歌詞に近いような経験ってありますか?
──なるほど、メロディーちゃんは現在も学生ですが、学校というコミュニティで言うとどうでしょう?
メロディー:やっぱり学校とかだと、色んな子たちがいたりするじゃないですか。自分が一緒に居ようと思う子を選べたり、そうじゃなかったりすると思うんですよね。それでも私は “あ、ここからは逃げた方がいい”とか、昔からやってこられたと思います。無理やり、“私はここにいないと嫌われちゃうから”とかいうことはあまり恐れず、“自分にとって危ないな、やめよう”とか。(笑)
でも周りにはそういうことで追い詰められちゃってた子がいたりとかしたので、そういう人たちにメッセージが伝わればいいなと思います。私は逃げるっていう選択肢を使って今ここまで生きてるっていうことを。(笑)
──本能的に逃げるという選択肢を選べる性格であったんですね!今回サビのメロディーも壮大だし、テーマも重いといったところで、歌い方ですとか、今までとちがった意識をしたところはありますか?
──最後のサビの前の「ああ 光あれ」のところのパワーがすごいなと思いました。まさに、パワー!って感じ。
今まで私が歌ってきた歌詞の感じとはまたちがって、本当に能町さんらしい歌詞だし。「光あれ 砂地の果てに」とか。そういう歌詞とあのメロディーラインがつくと、やっぱり雰囲気がいつもとちがうんだなっていうのは感じますね。
──また今後、能町さんの歌詞で歌いたいなみたいなのとかはやっぱりある……?
──もしまた次があるとしたら、どんなテーマの歌詞を能町さんに書いてもらいたいですか?
能町さんもたぶん私たちは経験してないような経験をきっとされてるだろうから。だから興味がありますね。
──わかります!それでは、この『逃げて、ガゼルのように』の中から、一番好きなフレーズを伺ってもいいですか?
ここは私も“ああ〜”って思うことがあったりして。別にこれは私の身近な人のことを書いてるっていうわけではなくて、色んな人に当てはめられるっていう存在の歌詞はあるんですけど。でもここが一番感覚がわかるような気がして“うわ〜っ”と思います。
確かにサバンナとかそういう草原みたいなところって、檻ってないよなと思って。みんな動物たちはなににも縛られず、もちろん色々争いはありますけどそれでも自由に生きているし、檻に入っている必要はないんだなぁと思って。それと、逃げ道は四方八方にっていう言葉も結構好きで。あんまり歌詞に四方八方って入ってないなって。
──サバンナ感も出ていますよね。
メロディー:そうですね、洋楽も元々好きだったので、こういう感じの曲も個人的にはいつも聴いたりしていたんですけど、本当に今までにはない、ほぼ英語のノリノリな曲になりました。私も歌ってて結構楽しい、カッコいい感じの歌ですね。
──いいですね、またライブの雰囲気が色々変わってくる素材にもなるのかなって。そしてもう1曲ライブライクな『CHU☆MOKU めろちゅー』!すごい曲ですけど(笑)、曲をもらった時はどんな…(笑)。
メロディー:マジで、固まりました(笑)。最初嘘だと思ったんですけど、でも面白いなと思って。本当にこれこそ今までにないし、これ、全部オートチューンで録音したんですけどオートチューンって初めて使ったので楽しかったです。結構最初はそのオートチューンも難しくって。自分が普通に歌っていても、自分の声として聴こえてくるのがその機械の声なんですよ。だからすごい違和感があったり。それが結構難しかったところでもあったんですけど、でも何回か歌っているうちにコツを掴んできて。こんなに元気でアイドルっぽい感じの曲なので、かなりノリノリでぶりっ子しながら歌いました。(笑)
──本当やりきってくれていて気持ちいいです!これからはライブでもいっぱい歌っていく感じになるんですかね?
当日レコーディングにいらしてたんですけど、その時に一緒にやってくれませんか?って言って、ふたりでブースで…「フー!!」とか言って。(笑)
──シュール(笑)あとはその、「メロやかに」「メロかわ」とか、「ときメロ」とか。これ使い方を教えてほしいです!
メロディー:これは私もびっくりしました。自分の言葉が「メロディー語」みたいになってて面白いなと思って。私もちょっと使い方能町さんに聞いてこないと。(笑)
──なるほど(笑)!お母さんや妹さんとかもびっくりされたんじゃないですか?
──(笑)。この曲の中から特にお気に入りのフレーズも教えてください!
──スルメフレーズなんですね!(笑)
実は細かいシチュエーションの設定があって、みんなでグループでクリスマスパーティをしているときに、その中のひとりの男の子が自分のことを呼び出してくれる。みたいな、バックグラウンドがあるんですよ。(笑)
──みんなで考えるのすごく楽しそう!!
──またチームシンデレラさんとはコラボというか、一緒に曲作ったりっていうのは考えてらっしゃるんですか?
──ありがとうございました!
Photo:桂伸也
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