リンキン・パークのプロデューサー「
チェスターはスーパー・スペシャル」
リンキン・パークのデビュー・アルバム『Hybrid Theory』(2000年)をプロデュースしたドン・ギルモアが、チェスター・ベニントンは「スーパー・スペシャル」だったと、彼の才能を称えた。
ギルモアは、リンキン・パークのデビュー・シングル「One Step Closer」のレコーディングについて『Billboard』誌のインタビューでこう話した。「当時、僕はシンガーのために小さな箱型のブースを建てていたんだ」「彼はパワフル過ぎた。彼があれを歌ったとき、文字どおり、全てのものが破壊され、マイクも壊れるところだった。彼は常軌を逸していた。その後のことはみんなが知っている通りだよ」
「レコード・プロデューサーにとって、彼は夢が叶ったような存在だった。彼は、“境界線を越えた”ってとこまで行くことができた。あれだけの精度を持ち、あれだけハードに行けるなんて本当にクレイジーだ。ソフトに歌うときでさえ、その精密さは失われなかった。ああ、彼はスーパー・スペシャル・ガイだった」
ギルモアは、チェスターは問題を抱えていたかもしれないが、「それについて話すことができたし、彼は笑うのが大好きで、素晴らしいユーモアのセンスの持ち主だった」と言い、彼が自ら命を絶ったのは「とても悲しいことだ」と惜しんだ。
Ako Suzuki
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