Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔に「イメージに
はない一面を引き出してくれた!」と
ファンが賞賛!! 『櫻子さん』最終回

次回作に期待!! Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が出演するドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)の最終回が6月25日に放送され、視聴率は自己ワーストの前回から0.5ポイントアップの4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。
 太田紫織氏による同名のミステリー小説を原作(角川文庫刊)とした本作は、「三度の飯より骨が好き」という標本士の九条櫻子(観月ありさ)が、その知識を駆使して事件を解決していくストーリー。藤ヶ谷は、変人である櫻子に振り回される形で事件にかかわっていく博物館の技術補佐員・館脇正太郎を演じている。
 最終回は、このドラマの軸となっていた「蝶形骨事件」の真犯人がついに明らかになる展開。櫻子や山路刑事(髙嶋政宏)は、大学の法医学教室で准教授を務める青葉(林泰文)が真犯人だと推理するが、証拠がないためどうすることもできなかった。結局、死を目前にした櫻子の叔父・設楽(柴俊夫)が青葉との会話をこっそり録音していたことが決め手となり、事件は解決した。設楽は青葉に偽の証拠品をわざと奪わせて油断させ、彼が自ら事件への関与を話すように仕向けていたのだった。
 真犯人が逮捕されたことで、ドラマとしては一応の決着を見たが、盗み録りした音声データが唯一の証拠となって一発逆転したという結末は少々粗いように見える。無断で録音した音声が刑事事件において有力な証拠とならないことは、最近一般にも知られつつあるため、その点からいっても少々苦しい展開だった。
 また、一連の事件の流れが登場人物の会話を通して描かれるのみだったため、「複雑でよくわからなかった」との声も、視聴者から聞こえた。

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