【JACK IN THE BOX 2010 SUMMER】『
MAVERICK DC GROUP PRESENTS「JACK
IN THE BOX 2010 SUMMER」』2010年8
月21日 at 幕張メッセ展示場4-6
昨年立ち上がった『JACK IN THE BOX SUMMER』。期待を残す前回を受けて、今年は20組のアーティストによって外気以上の熱を帯びたパフォーマンスが行なわれた。
トップバッターには、逹瑯(Vo/ムック)、ヒロト(Gu/Alice Nine)、美月(Gu/Sadie)、dunch(Ba/jealkb)、ケンゾ(Dr)からなるカラスが降臨。妖艶な宴を開く。続くLM.Cがオーディエンスの心をくすぐるようなポップでヘヴィなサウンドを轟かせると、ゾロはクラブミュージックを基軸にしたロックサウンドを見せつけた。Alice Nineが「閃光」などの疾走感ある楽曲で攻め立てると、L’Arc~en~Cielのカバーで会場を沸かせたギルガメッシュまで、前半戦はエネルギッシュに駆け抜けていった。
と、ここでずっと伏せられてきたシークレットアーティスト…なんと凛として時雨が初参戦! 嵐のような一瞬ではあったが、超絶ヴォイスとソリッドなサウンドをまき散らし、衝撃を残すには十分であった。中盤戦は80年代の音楽シーンを輝かせ、今なおシーンを牽引するアーティストのお目見え。まずは昨年20年の沈黙を破ったDEAD ENDが復活後に発表されたアルバム曲を中心にオーディエンスを踊らせる。18歳の新人Ray(Ba)を新たに迎えた44MAGNUM、“大事な音楽を消さないようにみんなで守っていこう”と自らのステージングで決意を見せた。代表曲が炸裂したLOUDNESSの驚愕のステージと先駆者たちの音や言葉に感銘した。また、美声を響かせ場内を奮わせた河村隆一、1stアルバム『憐哀-レンアイ-』収録曲のみでフェスに挑んだシドと息つく暇なくバトンがつながれていく。
後半戦の幕を開けたのはkyo。感情を解き放ち、シャウトする姿に興奮しっぱなしのオーディエンスが印象深い。これが初めてのフェス参戦というベッキー♪#は、愛らしい笑顔を振りまき、丁寧に想いを届けた。瞬時に自らの雰囲気へと変えてしまうacid androidでは、張りつめた空気感すら病み付きになるものの、TETSUYAがステージに上がればお祭り騒ぎになるしかなく、場内には笑顔があふれた。どっぷりと音の波に乗ることのできたKenのステージでは、時折見せるMCのゆったりした感じも居心地が良い。今年1月に復活を遂げたsadsが、狂気に満ちたその存在感を遺憾なく発揮。「LOVE ADDICT」からギターの絡みが心地良いグルーブを生んだVAMPS。そして、トリを務めたムックは時間を惜しむように観客を煽り、踊らせ、自らの音に溺れさせた。
出演者が一堂に会してのMAVERICK DC SUPER ALL STARSによるラストチューンは、20周年を迎えるL’Arc~en~Cielの「READY STEADY GO」が披露された。夏が終わる寂しさは募るものの、また冬にはスペシャルなライヴが待ち構えていると思うと楽しみで仕方ない。
トップバッターには、逹瑯(Vo/ムック)、ヒロト(Gu/Alice Nine)、美月(Gu/Sadie)、dunch(Ba/jealkb)、ケンゾ(Dr)からなるカラスが降臨。妖艶な宴を開く。続くLM.Cがオーディエンスの心をくすぐるようなポップでヘヴィなサウンドを轟かせると、ゾロはクラブミュージックを基軸にしたロックサウンドを見せつけた。Alice Nineが「閃光」などの疾走感ある楽曲で攻め立てると、L’Arc~en~Cielのカバーで会場を沸かせたギルガメッシュまで、前半戦はエネルギッシュに駆け抜けていった。
と、ここでずっと伏せられてきたシークレットアーティスト…なんと凛として時雨が初参戦! 嵐のような一瞬ではあったが、超絶ヴォイスとソリッドなサウンドをまき散らし、衝撃を残すには十分であった。中盤戦は80年代の音楽シーンを輝かせ、今なおシーンを牽引するアーティストのお目見え。まずは昨年20年の沈黙を破ったDEAD ENDが復活後に発表されたアルバム曲を中心にオーディエンスを踊らせる。18歳の新人Ray(Ba)を新たに迎えた44MAGNUM、“大事な音楽を消さないようにみんなで守っていこう”と自らのステージングで決意を見せた。代表曲が炸裂したLOUDNESSの驚愕のステージと先駆者たちの音や言葉に感銘した。また、美声を響かせ場内を奮わせた河村隆一、1stアルバム『憐哀-レンアイ-』収録曲のみでフェスに挑んだシドと息つく暇なくバトンがつながれていく。
後半戦の幕を開けたのはkyo。感情を解き放ち、シャウトする姿に興奮しっぱなしのオーディエンスが印象深い。これが初めてのフェス参戦というベッキー♪#は、愛らしい笑顔を振りまき、丁寧に想いを届けた。瞬時に自らの雰囲気へと変えてしまうacid androidでは、張りつめた空気感すら病み付きになるものの、TETSUYAがステージに上がればお祭り騒ぎになるしかなく、場内には笑顔があふれた。どっぷりと音の波に乗ることのできたKenのステージでは、時折見せるMCのゆったりした感じも居心地が良い。今年1月に復活を遂げたsadsが、狂気に満ちたその存在感を遺憾なく発揮。「LOVE ADDICT」からギターの絡みが心地良いグルーブを生んだVAMPS。そして、トリを務めたムックは時間を惜しむように観客を煽り、踊らせ、自らの音に溺れさせた。
出演者が一堂に会してのMAVERICK DC SUPER ALL STARSによるラストチューンは、20周年を迎えるL’Arc~en~Cielの「READY STEADY GO」が披露された。夏が終わる寂しさは募るものの、また冬にはスペシャルなライヴが待ち構えていると思うと楽しみで仕方ない。
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