【SHORT LEG SUMMER】SHORT LEG SUM
MER @新宿LOFT 2007年3月29日

text:黒田奈保子

革ジャン、リーゼントとROCK’N ROLLな出で立ち、不器用すぎるほど真っ直ぐなメッセージと、ストレートなロックンロールで活動を続ける、千葉県出身のSHORT LEG SUMMERが新宿LOFTのイベントに出演した。平日、しかもヴィジュアル系アーティストも出演するという異種格闘技なみのイベントの1番目に出演。それにもかかわらず、彼らはノリの良いROCK’N ROLLで観客を惹き付けた。ロカビリーの男臭い見た目と裏腹に、笑いあり、聴かせるバラードありといい意味での裏切りが多く、ついつい拳を上げてしまう王道ロックな「路地裏に咲く花」では会場後方で様子を伺っていた観客も徐々に前方に近づき、彼らに魅入っていた。私自身も、MCで連呼する“パッション”の言葉をそのまま表現したような勢いあるプレイがあまりにも楽しくて、カメラのシャッターを切るスピードもどんどん早くなっていた。ライヴ中盤には、4月4日に発売される千葉・柏限定のご当地シングル「新柏-柏二番街デート編」を披露。東京在住者には縁遠い柏、しかも新柏、そして二番街…、ヴォーカルの東野ハマジ(東野幸治に激似!!)が愛する地元をタイトルにしたライヴではお馴染みというこの曲は、スローテンポの胸キュンラブソングだ。そんな“パッション”溢れるSHORT LEG SUMMERが、6月6日にライヴでも披露した「路地裏に咲く花」でメジャーデビューすることが決定!! 千葉から全国へ突っ走る彼らの姿、一度は観てほしい。できることなら柏まで行って…。

SHORT LEG SUMMER

ショートレッグサマー:2003年、東野ハマジ(Vo)を中心に結成。地元である千葉は柏・本八幡にて活動をスタート。07年6月6日、シングル「路地裏に咲く花」でメジャーデビュー! 今年も地元千葉からロックンロールを叫び続ける。

アーティスト