【SKULL CANDY】ライヴのハッピーさ
を音源でも伝えたい
写真中央より時計回り MAKI(Vo)、AYAKA(Sax)、36(Dr)、USSHIー(Trombone)、GEORGE(Ba)、TATSUYA(Gu)
取材:ジャガー
<div class='contents copyint'> 彼女たち曰く“絵本を読んでいるような、物語の詰まったアルバム”なのが、前作『ユメノヒビ』。それから約2年の歳月を経て完成させた今作『Be HAPPY!!』は、ライヴを彷彿させるエモーショナルな作品に仕上がった。この振り切れ具合は、一体どういうことなのだろう?
「改めて自分たちの音楽を振り返ってみると、1stアルバムがすっごくハッピーな内容だったんですね(笑)。だから、そろそろ原点に戻ってみようかなって。自分たちにとっても1年振りのアルバムなんで、気合いもすごく入ってます。落ち込んでる暇はないっていうバンドの今の姿勢が、そのままかたちになったのかなって」(MAKI)
「でも、ここまでライヴ重視の曲作りってなかったんですよね。ここ最近のライヴのテーマ自体が“ハッピー”なんで、自然とグループ内で“ライヴのハッピーさを音源でも伝えたいなぁ”って欲も出てきた結果です」(AYAKA)
<div class='contents copyint'> ヴォーカルMAKIの愛くるしい歌声だけでなく、各楽器隊の特長を堪能できるのも本作の特筆すべき点である。
「ホーンに関しては、これまでUSSHI-(Trombone)と同じものを重ねていくのが主体だったんですけど、今作では違う部分を吹いたりしてます。やっぱり楽器によっての持ち味があるので、その時その時似合うほうの楽器をソロにしてみたりだとか。管楽器に限らず、ベースやギターも結構ソロがありますし、楽器隊の主張が激しいですね(笑)」(AYAKA)
「メンバーそれぞれがレベルアップを意識して挑んだアルバムなので、ヴォーカルとしては低音からサビでいきなり高音へいってみたりだとか、音域を広げてみました。聴きやすい音域で、かつ高めの音に設定して耳に残るように。今回はヴォーカル録りが最後だったのもあって、ライヴと同じように歌うことができました」(MAKI)
「歌声の音域が広がるということは、全体的なキーも上がるわけで…正直しんどかったですね(笑)。でも、みんながライヴで楽しみながら聴いてもらってる風景を想像してたんで、気持ちは結構ノッてました。あと、タイトルからハッピーと言ってるので、聴いただけで楽しくなるような音作りを心がけました」(USSHI-)
「失恋の曲が少ないのも、今回の明るさにつながってるのかなって思いますね。前向きな恋愛や片思いでこれから頑張ろう!とか」(MAKI)
「落ちることがあっても、きっと大丈夫!みたいな」(AYAKA)
「Don't worry,be happy!(笑)」(MAKI)
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